第796話
魂の国 マムの恐るべき能力!

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誘惑の森を駆けずり回り、手当り次第に仲間たちを捕まえたルフィ。まるで動物のような偽物たちに辟易しながら、ようやく本物のナミと再会する。偽物と間違われ、縛られたことに怒るナミだったが、自分やサンジの偽物たちを前にそっくりだとおどろくと、一体どういうことなのかと怪しんだ。自分たちがルフィの偽物に襲われ、その一部始終を巨人が目撃していたことから、何らかの事情を知っているはずだと問い詰めるものの、何も見てないとしらを切られたナミは、ルフィの偽物に襲われたときのことを話し始めるのだった。

正体をあらわしたブリュレに捕まるが、間一髪、天候棒を使って逃れたナミ。すぐさま反撃に出たキャロットだがブリュレの鏡の前に通じない。ブリュレは自分がミラミラの実の能力者であることを明かし、どんな攻撃も鏡の前には反射されると勝ち誇った。鏡を割ろうと突進するキャロットだが、ブリュレの鏡の中へと飲み込まれ閉じ込められてしまう。キャロットを放せと怒るナミたちに、ブリュレは麦わらの一味の行動はすでにビッグ・マムにはお見通しで、自分に刃向ったことを後悔させるようにと命令が出ていることを明かした。

ブリュレの命令で襲いかかる植物たち。このまま全員が捕まれば終わりだと、自分が敵を引きつけている間にルフィを捜すようナミを逃がすチョッパー。ランブルボールを使い、巨大化したチョッパーを見て、ブリュレは珍獣コレクターであるマムが喜ぶとほくそ笑む。その後、ナミは暗くなるまで姿を隠していたという。さっそく二人を取り返しに行こうというルフィに、ナミはすべてここで起きたこと、2人はどこなのかと巨人を問い詰める。一方、ホールケーキ城ではビッグ・マムの招きに応じ、3将星のクラッカーが訪れていた。

質問に答えたらジュースを取って来ることを約束し、どうして森の植物たちが動くのかと尋ねるルフィに巨人はおどろくべき事実を語り始めた。ビッグ・マムはソルソルの実の能力者で、自分の魂の化身たちに“万国”の住民たちが納める半年に一度、一月分の寿命を集めさせ、その魂を国中に捲き、さまざまな物を擬人化させているという。そして、それらはホーミーズと呼ばれていると言うのだ。さらに巨人はビッグ・マムをリンリンと呼び、自分がかつて夫だったと告げた。意外な事実におどろくルフィとナミ。そのころ、ルフィたちを狙ったビッグ・マムの刺客、3将星クラッカーが森へと入ってきた。

詳細情報

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脚本

米村正二

演出

伊藤聡伺

作画監督

伊藤修一

美術

白石美穂

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