第711話
男の意地 ベラミー最後の突撃!

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王宮のある台地2段目のラオGとベビー5との戦いは決着したが、戦いは激しさを増していく。姿を隠し、舞踏石を繰り出すピーカの執拗な攻撃に手こずるゾロだが、加勢を申し出たエリザベローに、これから先、何が起こるかわからない以上、宝刀は取っておくべきだと忠告する。一方、4段目、ひまわり畑ではディアマンテとキュロスの激しい斬り合いが続いていた。ディアマンテは俺とお前には因縁しかないと、スカーレットを失い、嘆き悲しんでいた姿をバカにしてキュロスを挑発、勝負を仕かけると見せかけレベッカを狙う。

間一髪でレベッカを救ったキュロス。このままでは足手まといになると、自ら戦おうとするレベッカを押しとどめ、スカーレットの分まで守らせてほしいのだと心情を明かした。それがレベッカに戦いを教えてしまったせめてもの償いで、人間に戻った今、二度と剣は振らせないと言った。一方、問答無用でルフィに攻撃を続けるベラミーだが、戦おうとしないルフィに、憧れる男を間違えたからといって、今さら手のひらを返してルフィにつくような真似はできないといい、自分なりの筋を通すため、最後のケンカを買えと叫んだ。

ケンカを買う理由がないとベラミーの攻撃を止めさせようとするルフィ。だが、ベラミーの意思は固く、渾身の一撃を腹に叩き込まれる。一方、王宮スートの間では、ローに危機が迫っていた。どうにか刀を拾い上げたローだが、反撃するより早く背後に回り込まれ、地面に蹴り倒されてしまう。いつまで復讐ごっこを続けるのかとあきれ、残ったローの左手を何度も踏みつけるドフラミンゴ。激痛に顔を歪めるローを、すぐには殺さずトレーボルと二人がかりでゆっくりといたぶる。激痛を堪えてローは立ち上がり意地を見せる。

ドフラミンゴに斬りつけ、返り討ちにあいながらドフラミンゴを射程距離にとらえ、カウンターショックを命中させたロー。しかし、深手を負わせることはできず絶体絶命の危機に追いつめられる。一方、王宮のある台地3段目ではキャベンディッシュがグラディウスに戦えと要求すると、まもなく地面全体が膨らみ始める。このままでは地面ごと吹き飛ぶ。驚くキャベンディッシュは急ぎ、バリアの中に避難しようとするが、ロビンに危険が及ぶとバルトロメオに拒否されてしまう。大混乱となる中、グラディウスは味方を犠牲にすることもかまわず大地を爆発させる。

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脚本

米村 正二

演出

深澤 敏則

作画監督

北崎 正浩

美術

吉池 隆司

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