第705話
覚悟の時 コラソン別れの笑顔!

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センゴクの指示により、ドフラミンゴたちを待ち伏せする中将つる。一方、バレルズのアジトを襲撃、コラソンはローのもとにオペオペの実を持ち帰った。だが、ローに無理やりオペオペの実を食べさせると、力つきて倒れてしまう。血まみれのコラソンに驚き、オペオペの能力で手当をしようとするローだが、使いこなすことができない。海軍の監視船に文書を届けてほしいと頼まれ、重症のコラソンから離れることをためらうローだったが、一国の運命がかかっているのだと説得され、後ろ髪をひかれる思いで西の海岸へと向かう。

海兵たちの姿を見かけたものの、今までの不信感から声をかけられないローだが、意を決して一人で行動する海兵を呼び止め、文書の入った筒を手渡した。心配した海兵から優しい言葉をかけられ、ローは大事な人を助けてほしいと大粒の涙を流して懇願する。そして、海兵を信じて案内するが、その顔を見たコラソンは驚きのあまり声を出してしまう。海兵は極秘任務でファミリーを離れていたヴェルゴだったのだ。しゃべれないはずのコラソンの声を聞き、裏切りを確信したヴェルゴは激怒、瀕死のコラソンに容赦ない一撃を加える。

コラソンを守ろうとヴェルゴに飛びかかったローだが、叶うはずもなく雪の上に投げ飛ばされてしまう。ローから託された文書を一読すると破り捨て、8歳で行方不明になり、14年後、再び姿を現したコラソンを内心では疑っていたが、ドフラミンゴは実の弟として信頼していたのだと言うと、怒りのままに全身へ覇気をまとわせて瀕死のコラソンに拳を放ち、自分を呼び捨てにしたローを殴って気絶させる。コラソンが海軍のスパイだとヴェルゴから聞かされたドフラミンゴは、海軍の軍艦に待ち伏せされ、裏切りを悟ったと答える。

もはや信頼できるのは苦楽を共にしたファミリーだけだと言うドフラミンゴは、オペオペの実を奪い返すまではコラソンを殺すなとヴェルゴに命令した。しかし、逃げ出したと聞くと、町から逃すまいとイトで町を覆ってしまう。隙を見てどうにかヴェルゴから逃れたコラソンは、ドフラミンゴの考えを見抜き、逃げ場のないことを悟る。操られて互いに殺し合い、鳥カゴで逃げ場を失いパニック状態の海賊たち。何が起きているのかと尋ねらたローのほほに触れると、初めて会った時から今日までのことを思い出すコラソン。すでに自分の死期が近いことを覚悟し、ローだけでも逃がしたいとある決意を固めるのだった

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脚本

中山 智博

演出

伊藤 聡伺

作画監督

楢崎 朝子

美術

吉池 隆司

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