第681話
五億の男 狙われたウソランド!

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ドフラミンゴの鳥カゴによって、脱出はおろか通信さえも断たれたドレスローザ。さらに寄生糸に操られた人々の無差別攻撃により犠牲者が続出、国中が大混乱となっていた。人々の恐怖心を煽り、全員がこのまま死ぬか、ルフィたちを捕えてゲームを終わらせるかの二択をつきつけるドフラミンゴ。操られた海兵の糸を切断、無言のまま考え込む藤虎。目の前の惨劇に、人々はかつてのリク王や軍もドフラミンゴに操られていたことを知る。一方、地下交易港では錦えもんがロビンたちと合流、連れて戻ったカブたちをレオに引き渡す。

ドフラミンゴは各地にルフィたち12人の姿と多額の懸賞金を発表した。星1つに1億ベリーとし、一ツ星としてレベッカ、ロビン、錦えもん、ヴィオラ、フランキーの名をあげ、続く二ツ星としてキュロス、ゾロ。さらに各組織の主犯各としてサボ、ルフィ、ロー、リク王を三ツ星に指名した。自分の名が出ず安心したウソップだが、ドフラミンゴからすべての元凶として五ツ星、5億ベリーの懸賞金をかけられる。それまでウソップに感謝していた海賊たちが懸賞金を狙って襲ってきたため、サボを先頭に一同は地上へ脱出する。

ドフラミンゴにより、恐ろしいゲームの開始が宣告される。人々の中には多額の懸賞金を狙う者、ドフラミンゴとの戦いを避ける者、リク王たちの命を奪わず捕えようとする者たちも現れた。騒ぎに紛れて密かにオモチャの家付近から脱出したフランキーだが、海賊たちに追いつかれ攻撃される。恩知らずだと吐き捨て蹴散らすが、自分の命を犠牲にしてもフランキーを捕えようとする市民たちを傷つけるわけにもいかず、目立たないように姿を変え工場破壊に向かう。一方、ロビンと連絡が取れたルフィはレベッカの安否を尋ねた。

ルフィに自分の無事を伝えるレベッカ。ルフィはキュロスのことを教えようとするが、彼はいつのまにか姿を消していた。兵隊の正体がどんな人かと尋ねるレベッカに、ルフィは兵隊こそがレベッカの父だと伝える。兵隊と過ごした日々を思い出しながら、いつしかその姿は父と重なり、こらえきれず号泣してしまうレベッカ。ルフィはレベッカを泣き止ませ、兵隊を助けることを約束する。さらにメラメラの実をやれなかった代わりとして、ドフラミンゴをブッ飛ばしてこのゲームを終わらせてやるから、生き残れと励ます。そして王宮を見上げると、待ち受けるドフラミンゴに宣戦布告するのだった。

詳細情報

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脚本

菅 良幸

演出

所 勝美

作画監督

出口としお

美術

吉池隆司

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