第669話
動く城! 最高幹部ピーカ出現!

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ドフラミンゴのいる王宮へと向かう途中、錦えもんとウィッカはオモチャの家へ向かい、ルフィたちは王宮へ続く通路を急ぐ。すると突如、振動と共に明かりが消え、石の壁が盛り上がると中から巨大な岩石人間が現れた。おどろくルフィに、ヴィオラは最高幹部の一人でイシイシの実の能力者ピーカの姿だと説明する。無言のまま、ルフィたちを一瞥すると、巨大な拳を振り下ろすピーカ。そのすさまじい一撃を一度でも食らえばただではすまない。しかし、逃げ回ることなどできないと、ルフィは覚悟を決めて戦闘体勢に入った。

ピーカ目がけ突進、ゴムゴムのJET銃乱打を浴びせたルフィ。崩れ落ちたかに見えたピーカだが、石でできた城と同化して先回りし、両側の壁を使いルフィたちを押しつぶそうとする。一方、オモチャの家ではフランキーと海兵たちの戦いが続いていた。セニョールは海軍がファミリーの支配地に踏み込んだことが気に入らず、一戦交えることも辞さなかったが、バスティーユから藤虎とドフラミンゴの間で話がついていると言われ。引き下がる。フランキーに手こずる海軍は新型砲弾による攻撃を開始、フランキーは炎に包まれた

苦しそうな声を上げて膝をつくフランキー。しかし、それは芝居で、すぐに立ち上がると海兵たちを挑発する。一方、レオは幹部塔から続々とオモチャたちが出てくるのは、シュガーがいる証拠だとウソップたちに説明していた。幹部塔は、方々に伸びたパイプでドレスローザの各所にある『スクラップ場』の入口と繋がっていて、壊れたオモチャや大人間たちが落とされてくるというのだ。そのころ、ようやく意識を取り戻したキャベンデイッシュはネバネバで動けず、姿を見せたトレーボルとシュガーに助けるよう言っていた。

シュガーに膝を触られオモチャにされてしまったキャベンディッシュ。さらに契約のため反抗どころか自分の意志で動くこともできないまま、港に連れて行かれ、すでにオモチャにされたサイたちと働かされる。物陰に潜み、様子を伺うウソップとロビンは、シュガーが本当に子供であることにおどろく。レオはシュガーの好きなグレープそっくりに作った世界一辛い調味料タタババスコを食べさせようとしていて、その効果は100%気絶すると自信満々だ。決行のときを前に奮い立つレオ、そしてトンタッタの小人たち。はたしてシュガーにタタババスコを食べさせることができるのか?

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脚本

菅 良幸

演出

上田芳裕

作画監督

久田和也

美術

吉池隆司

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