第635話
運命の再会 ハイエナのベラミー

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かつて戦ったベラミーと再会するルフィ。一触即発かと思われたが、意外にもベラミーは戦おうとはしなかった。ベラミーから空島へ行ったことを聞かされ、ルフィはスカイピアに手を出さなかったかと聞く。だが、ベラミーは答えをはぐらかし、自分の世界がひっくり返ったと告げた。もはやルフィに恨みはなく、ドフラミンゴの船に乗るためにも優勝すると言うと、お前を笑わないと言い残して試合に向かう。一方、グリーンビットへ向かったシーザー引き渡しチームだが、周囲に生息する闘魚のため、橋の前で足止めされていた。

カフェの店主から闘魚は鉄をも引きちぎり、戻ってきたものがいないと聞き、引き渡し場所を変えろと血相を変えてローに迫るウソップとシーザー。しかし、ローは王が退陣したにも関わらず、街の様子が変わらないことが気になると取り合わない。ロビンは街中に世界最強の諜報機関と呼ばれるCP0の存在を確認し、警戒を強める。一方、カン十郎を探す錦えもんは、追手に囲まれて絶体絶命になってしまう。そのころ、奪われた秋水を追うゾロは、何とか荷物を奪い返そうとするが、捕まえた妖精の姿におどろいていた。

ヴァイオレットとの恋に夢中のサンジだが、塔の上からの狙撃に気づき相手を鮮やかに倒す。しかし、ヴァイオレットに頼られメロメロになっていた。一方、サニー号を守るチョッパーとナミはモモの助の心の傷を案じ、将軍ごっこの真っ最中だ。事情を知らずにナミに膝枕をしてもらおうとして殴り飛ばされたブルックだが、チョッパーから説明され、余興として演奏を始める。だが、その歌声に合わせるかのように、誰もいないはずの船内から物音が聞こえてきた。恐る恐るドアを開けると、そこには歪んだ光景が広がっていて…

歓声に沸くコロシアム。追い詰められ息もたえだえのキャップマン目掛け、腕をクロスさせ狙いを定めるバルトロメオ。まもなく係員が出場選手である二人を探しに来た。呼びかけられ、姿を見せたバルトロメオは試合場へ向かうが、その背後には血を流し倒れたキャップマンの姿があった。通路に陣取り、試合の始まりを待つルフィとキャベンディッシュ。波乱の幕開けとなるBブロック、最後の出場者として大歓声の中、バルトロメオが登場、不敵な笑みを浮かべ観客たちに悪態をつく。ベラミー、そしてバルトロメオ。今、まさに大波乱を予感させる試合が幕を開けようとしていた。

詳細情報

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脚本

米村正二

演出

今村隆寛

作画監督

北崎正浩

美術

吉池隆司

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