第630話
冒険!愛と情熱の国ドレスローザ

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ドレスローザへ到着したルフィたちは、スマイルの製造工場の破壊と錦えもんの仲間の侍を救出するチーム、シーザーの引き渡しを行うチーム、サニー号に残って船の安全を確保するチームの3つに分かれて行動することにした。ローはナミにビブルカードを渡し、もしものときにはゾウで待っている仲間の元へ行けと説明する。さらにドレスローザの地図を見せ、それぞれの役割分担に関して説明しようとするが、それが終わらぬ内にルフィたちのチーム、そして船に残るはずだったサンジが、いつの間にか街へと向かってしまう。

愛と情熱の国ドレスローザ。その港町アカシアへ潜入したルフィたちは美味そうな料理の匂いにメロメロになるが、犬を追いかけるぬいぐるみと遭遇し、おどろいて言葉を失う。玩具の兵隊から、ここでは命を持つ玩具が当たり前のように、人間と共存していることを教えられるルフィたち。騒ぎが起こり、人が刺されたと聞いたゾロは通り魔かと尋ねるが、兵隊はこの国の女は情熱的で、裏切った相手を刺すのはよくあることだと説明される。気を取り直し、食事にしようと告げるルフィ。そこへ杖をつきながら盲目の男が歩いてきた。

錦えもんに出してもらった服と付け髭で変装したルフィたち。ゾロは盲目の男とすれ違い、一目でただ者でないと見抜く。まず店で食事を取ることにしたルフィたち。すぐにでもカン十郎を探そうとする錦えもんだが、フランキーから、まず情報を得るべきだと止められる。やがて料理が届き、妖精の名前がついていたのをきっかけに、玩具の店員からドレスローザには守り神と呼ばれる妖精がいると教えられた。感心する一行は、店の一角が騒がしくなったことに気づく。奥のルーレットで、先ほどの盲目の男が連勝を続けていたのだ。

興奮したギャラリーから歓声があがり、便乗して男に乗って大勝した客たちは口ぐちに礼を言うと祝儀だと言ってチップを差し出した。まぐれだと謙遜する男だが、やがて奥からドフラミンゴの手下たちが現れ、ディーラーに代わって差しの勝負を申し込む。そして、他の客たちは換金のためだと有無を言わさず奥の部屋へと連れていった。勝負が始まるが、白を黒だと盲目の男を騙し、次々とチップを奪っていく手下たち。酷いイカサマだと観客は眉をひそめるが、誰もそれを口にできない。負けが続き、むきになったかに見えた男は最後の勝負として有り金全部を賭けて勝負を持ちかけるが…

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脚本

上坂浩彦

演出

宮元宏彰

作画監督

井手武生

美術

白石美穂

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