新型コロナウィルスの影響で取材もままならない今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 勝平です。2020年は“密”を避けるため、インドア生活でしたが、その間にわしは! 何と! ハウステンボスにある海賊レストランで提供されるコラボメニューを開発しちゃいました!! この様子は好評発売中の『ONE PIECE magazine Vol.11』でも「ウソップ役山口勝平presents ウソのようなコラボメニュー開発への道」と題し紹介しているので、ぜひチェックしてみてね~!
さてさて、ある夏の終わり、集英社さんに呼ばれたわし。何やらコラボメニュー開発に協力して欲しいとのことだけど、ほとんど料理したことがないのに大丈夫かなぁ。
若干の不安を抱きつつ「ONE PIECE magazine」編集担当の井坂さんから今回のコラボについて説明を受ける。
井坂:皆が『ウソだろ?』と思うようなメニューにしたいんですよ。
勝平:なるほど!
なぜ呼ばれたのかガッテン!「ウソならお任せあれ!!」
ということで実現可能・不可能は置いておいて張り切って考えるぞー!
※どんどんアイデアが浮かんでくる勝平さん
今回は、原作でもアニメでも盛り上がっているワノ国編にちなんだメニューに決定!!
●「黒焦げのヘビフライ8本オロチ盛り」
●「“ワノ国”を再現したコース」
●「りんご飴でつくる“SMILE”(ロシアンルーレット)」
(イラスト:山口勝平)
それぞれの料理をイメージしたイラストを描いて、ハウステンボス内の海賊レストラン店長にいざ、プレゼン。
勝平:このメニューはオロチにちなんで食材は「ヘビ」にしたらどうかなと思うんですよ! 淡泊で鶏ササミに似た味わいとも聞きますし。
店長:へ、ヘビですか…! 仕入れた実績があれば提供は可能ですが、幅広い世代に受け入れられるエビフライにさせていただけると…。
勝平:確かに…ヘビはハードルが高いですよね……諦めます。
では、カレールーとライスはオロチの名字“黒炭”にちなんで、真っ黒にして欲しいです。衣に竹炭を混ぜれば黒いフライも可能ですかね?
店長:そうですね…一度、試作させていただけるとうれしいです!
と、こんな感じでメニュー案のプレゼンもしっかりできた! あとは出来上がりを待つのみ!の状態で連絡を待つこと数カ月。ついに連絡が! しかし、その間に落ち着くどころか猛威をふるう新型コロナウィルスの影響で、ハウステンボス行きを断念。現地でコラボメニューを食べられることを楽しみにしていたけど、試食は「ONE PIECE magazine」編集担当の井坂さんに泣く泣く託しました…。
ハウステンボスを満喫していてうらやますぃ~!!
しかし、そんなわしを天は見捨てなかった! なんと井坂さんが海賊レストラン店長からレシピをもらい、東京でコラボメニューを再現してくれることになったのだ。
わしのメニュー案から採用されたのは「黒焦げのヘビフライ8本オロチ盛り」(実際のメニュー名は「黒炭オロチの黒カレー」)と「“ワノ国”を再現したコース」(実際のメニュー名は「〝ワノ国〟セット」)の2品。なんと! 総重量2.6kg、3,800kclとのこと…! どっひゃー!
早速、「黒炭オロチの黒カレー」1,800円(税込)からいただきまーす!
エビフライが8本のっていてお得だし、ご飯のイカスミピラフがおいしい! カレーも辛さ控えめなのでお子さんもパクパク食べられると思います。わしのイラストから、ここまでの料理に仕上げてくれるとは…プロの意地を見ました。
お次は「〝ワノ国〟セット」2,800円(税込)!
むむ…! このチキンライスは大人の味だ! かなりスパイシーです!
しかし、自分で描いておいてなんですけど、何でこんなに炭水化物ばっかりにしてしまったんだろう…〝ワノ国〟セットは絶対的にシェアがおすすめですよ!!
今回、わしの無茶ぶり案を試行錯誤の末、こんな素敵なメニューに仕上げてくれてハウステンボスさんには感謝しかないですね。コロナ禍でなかなか遠出がしづらい時期ではありますが、お近くに寄った際は、ぜひ実際のコラボメニューを食べてみてくださいね!
コラボメニュー注文をするとノベルティ(コースター)をプレゼント!
勝平さんありがとうございました! コラボメニューはハウステンボスの海賊レストラン(ハーバータウン)で提供中です!
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出演者・スタッフ全員が新型コロナウィルス感染症予防対策を行って撮影しました。
撮影協力(メニュー再現):トリチェコ