(写真左:BANDAI SPIRITS中原さん 写真中央:勝平さん 写真右:BANDAI SPIRITS山西さん)
★今回のポイント
・デザインから共同開発!プラモデルシリーズ最新作「グランドシップコレクション サウザンド・サニー号フライングモデル」
・プラモ好きの愛が爆発!リアルさ倍増のカンタン塗装術を伝授!
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』に登場する、サウザンド・サニー号フライングモデルがプラモデル「グランドシップコレクション」最新作として7月に発売されることが発表されました! 今回は、発売元であるBANDAI SPIRITSで企画開発を担当した中原さん、プロモーションを担当した山西さんといっしょに、その開発秘話をインタビューしちゃいます!
デザインから共同開発!プラモデルシリーズ最新作「グランドシップコレクション サウザンド・サニー号フライングモデル」
勝平:今回の「ウソップの、これはホントだ!」はBANDAI SPIRITSの中原さん、山西さんをお迎えして、プラモデル「グランドシップコレクション」の最新作を紹介します!
中原:「グランドシップコレクション サウザンド・サニー号フライングモデル」の企画を担当した、BANDAI SPIRITSの中原です。
山西:「グランドシップコレクション サウザンド・サニー号フライングモデル」の宣伝を担当している、BANDAI SPIRITSの山西です。今日はよろしくお願いします!
勝平:こちらこそ、よろしくお願いします。さっそく完成品が目の前にあるのですが、こちらが「グランドシップコレクション サウザンド・サニー号フライングモデル」ですね。夏に公開される劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』に出てくる、新しいデザインのサニー号ということですけど、かわいいなー! メリー号はニワトリでしたけど、サニー号はペンギンなんだ…!
山西:今回のアイテムは東映アニメーションさんとの共同開発で、デザインを作るところからご一緒させていただいたんです。
中原:メリー号フライングモデルはニワトリで「飛べない鳥」というテーマだそうで、他にも同じような鳥がいないか…ということで東映アニメーションさんから「ペンギンはどうでしょう」というアイディアを頂戴しました。そこからサニー号フライングモデルはペンギンをモチーフにしたデザインになっていきました。
勝平:ヤンバルクイナ(※沖縄県に生息する鳥。国の天然記念物)にならなくてよかったー!
中原:サニー号には元々ライオンの顔がついていますし、デザインとしてはかなり完成されていてアレンジが難しいんです。そこからどうやってペンギンに変えていこうか…と色々試してみた結果、仮面をつけてペンギンにしようということになりました。
勝平:なるほど。ペンギンの顔の他に大きな羽根もついていて、パタパタさせられるんですねー。これは外せるんですか?
山西:フライングパーツはすべて着脱可能です。パーツを組み合わせて、サニー号として飾ることもできますよ。
勝平:それはおトクだなー。劇場版らしいスペシャル感があって、見ているだけでワクワクしますねホント。羽根もパタパタさせられるし(笑)。劇中でもパタパタさせましょう!
中原:おもちゃとしても楽しいものにしたい!という想いのもと入れたギミックなので、そう言っていただけるとうれしいです!
勝平:開発の途中で、なにか苦労した点などはありますか?
中原:パーツの配色ですね。プラモデルは、パーツに使える色にある程度限りがあるのですが、ベースになるサニー号ですでに色をいっぱい使っているんです。フライングモデルにするとき、あと2~3色しか使えないくらいの状態だったので、残り少ない色をどれだけ効果的に使えるか。アニメスタッフの方とも相談しながら、できるだけあざやかな色になるよう配色を決めていきました。
勝平:そのかいあって、カラフルな仕上がりになっていますよね。そして、フライングモデルなので、特製のスタンドにセットすると空を飛んでいるような雰囲気が出せるのもグッドです!
山西:スタンドは以前、エネルの船である「マクシム」のプラモデルにも付属していたのですが、サニー号のプラモデルには初めて付属します。
勝平:スタンドにくっつけると、高級感があっていい感じになりますね。他にもどんどん、並べていきたくなります。
山西:サウザンド・サニー号フライングモデルは「グランドシップコレクション」のシリーズ15作目になります。『ONE PIECE』に出てくるすべての船をプラモデル化するのが目標です!(どんっ!!!)
勝平:おおー! それは楽しみです! 色んな船を並べていくだけでなく、海軍の船をいっぱい置いて、こっちにサニー号を置いて海戦のジオラマを作ったりとか…いろんな楽しみ方ができそうなのも、夢がふくらみます。
中原:なんですかそれ! うわー、やりたいー!!
ONE PIECE.com特別版!!
ワンピースオフィシャルメールマガジン『グランドライン通信』では今年7月に発売予定のプラモデル「グランドシップコレクション サウザンド・サニー号フライングモデル」の魅力について、BANDAI SPIRITSの中原さん&山西さんにインタビュー! 特別版では、中原さん&山西さんが伝授する、効果バツグンのカンタン塗装術を公開します!
★今回のポイント
・プラモ好きの愛が爆発!リアルさ倍増のカンタン塗装術を伝授!
プラモ好きの愛が爆発!リアルさ倍増のカンタン塗装術を伝授!
山西:実は、中原はプラモデル作りが大好きで、家にもプラモがいっぱいなんですよ…!
勝平:そうなんですか! 自分の好きなことが仕事になっているというのは、ホントに幸せだと思います。「グランドシップコレクション」は組み立てやすくて飾っても楽しいから、女の子にもオススメしたいですよね。
中原:おっしゃる通りです! プラモ作りは楽しいですよ、ホントに…(しみじみと)。
勝平:女性の声優さんにも、ものすごいプラモ好きがいますからねー。やっぱり、組み立てるときはスミ入れ(※パーツ内の線や溝に色を入れることで、立体感を出すテクニック)とかもやるんですか?
中原:(キラリと目が光って)やります! スミが溝を流れていく瞬間が、すごく気持ちいいんですよ…!
山西:このサニー号フライングモデルの甲板にも、実はスミ入れがしてあるんですよ。
※甲板のミゾ部分に、パーツ色に近い茶色の塗料をわずかに流し込むことで、甲板の質感がよりリアルになっているのだ。
勝平:あ、本当だ…。こういうちょっとした塗装をすることで、リアルな感じがググッと上がるんですね。スミ入れは、作ってからやるんですか?
中原:完成後でもできるんですが、組み立て前、パーツごとになっている段階でやっておくとラクです。
勝平:なるほどー。
山西:こういうパーツの輪郭部分にもラインを入れることで、ググッと完成度がアップするので、作るときはぜひチャレンジしてみてください。
勝平:ワシもやってみたいと思います! 塗装もアニメっぽさを強調するか、リアルさを強調するかは、それぞれのこだわりを発揮するポイントですもんね。これを読んでいるみなさんも、ぜひチャレンジしてみてください。それでは最後にONE PIECE.com読者へのアピールを
お願いします!
山西:劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』公開に先がけて発売される予定ですので、ぜひ公開前、映画を待ち望みながら作っていただけるとうれしいです!
中原:「グランドシップコレクション サウザンド・サニー号フライングモデル」は、映画スタッフと共同で作り上げた力作です! 自分の手で大好きな船を組み立てていくことで『ONE PIECE』への愛も深まりますので、ぜひ作ってください!
勝平:ワシらもまだ映画のことはよく分かってないんですが、立体になっているサニー号フライングモデルを見て、収録がより楽しみになりました。中原さん、山西さん、今日はありがとうございました!
勝平さん、中原さん、山西さんありがとうございました! 上で紹介したアイテムの情報は、バンダイホビーサイトでチェックしてください!
グランドシップコレクション サウザンド・サニー号フライングモデル
2019年7月発売予定 価格:2376円(税込)
メーカー:BANDAI SPIRITS