【特別版】「1月25日放送回より、ついに本格登場! サボ役・古谷徹さんを直撃インタビューしたぞ!!」の巻

勝平:今回のコラムは超スペシャル回!!
ルフィのお兄ちゃんで革命軍No.2というポジションの「サボ」が、1月25日(日)に放送されるアニメ679話から、いよいよ本格登場ということで…
サボを演じる古谷徹さんに、いろいろ根掘り葉掘り聞いちゃおうと思います!!
それでは古谷さん、よろしくお願いしまーす!

古谷:よろしくお願いします!

勝平:これまで「謎の男」だったサボが、いよいよ登場ですけれども…!
ズバリ、お気持ちは!?

古谷:もちろん嬉しいですよ!!
もう、早く正体を言いたくてしょうがなかったよね(笑)

勝平:ホントそうですよね(笑)
ファンの人も「謎の男ってサボだよね」ってわりと分かってるけど、まだアニメで正体を明かしてないから、言っちゃダメ!って言われてましたもんね。

古谷:そうだよね、(ルフィ役の)真弓なんか言いたくてしょうがないみたいで、まだ言っちゃいけないの?って、ずーっと言ってたよね(笑)
今度の放送からは、俺も堂々と言える!

勝平:堂々と名乗れますね!
さて、こうしてサボとして『ONE PIECE』に関わることになったわけですが、作品の印象はいかがですか?

古谷:実は14年前の50話にダディ・マスターソンっていうゲストキャラクターで『ONE PIECE』に一度だけ出たことはあるんだけど、ずーっと見てたわけじゃなくて…。正直言うと、こんなに感動できる作品だったっていうのは、今まで知らなかったんだよね!
なので、こうやって関わるようになってから、『ONE PIECE』いう作品の魅力を再発見して今更ながらハマっています。

勝平:なるほど。
今回、サボの役はオーディションで決まったんですよね。
古谷さんは、『ONE PIECE』のような原作があるタイトルでは、先に原作を読み込むタイプですか?
 

古谷:原作があるタイトルに出演する時は、必ず事前に読みますね。
ただ、サボ役のオーディションの話があってから、実際にオーディション用の声を録るまで、一週間くらいしか時間がなくて。わずかな時間で、出来る限り調べましたね。
原作のサボが登場する回を読んだり、竹内順子さんのやっていた子供の頃のサボの声も聞きました。
あとは、やっぱりエースの意思を継ぐというからには、古川さんがどんな芝居をしてたのか見なきゃいけないと思って。エースが死ぬシーンも見て、「こんな風にやってたんだ」というのを全部頭に入れてからオーディションに臨んだんです。

勝平:短期間の間にやれることは全部やったと!!

古谷:だけど、他の作品の収録後にオーディションがあったから、声が少しかすれてて(笑)
「あれ、俺声ちゃんと出ねえぞ!?」と思いながらオーディョン受けたんだけど…それがかえって良かったみたい(笑) 竹内順子さんもハスキーで魅力的な声だったから、どっちにしろ低いトーンでやるつもりだったんだけどね。
オーディションで録ったのは、原作のサボが登場する回のセリフ。ルフィと会うところですね。あとは、「竜の鉤爪」とか、技名も録りました。

勝平:いきなり技名って、捉えどころがなくて大変ですよね…!
そんなオーディションを経て、サボ役として参加されることになったわけですが…
『ONE PIECE』のアニメって15年も続いてますから、そこに主要なキャストで入ってくるのってどんな感じなのでしょうか…?

古谷:それはもう、プレッシャーですよ!

勝平:プレッシャーですか!
失礼な言い方になりますけど、古谷さんでもそういうのってあるんですね!

古谷:ありますよ!そりゃあ。
だってねぇ、勝平も知ってるだろうけど、僕らは世界中のコンベンションに行ってるわけじゃないですか。それで、どこに行っても『ONE PIECE』の人気を目の当たりにしている。
その中でもサボは3兄弟の1人だからすごく注目されてるし…。ファンの人達もね、原作読んで、もう声のイメージが出来上がってたりして。

勝平:確かに。サボって誰になるんだろうって、わしらもすごい楽しみでしたもん。

古谷:オーディションの結果が出た後、「尾田先生が、一切名前を知らされずに声だけ聞いて選んでくれた、絶対この人って言ってくれた」っていう話を聞いて。じゃあ間違いないんだ!と。俺も自信持とう!って思って臨んだんだけどね、
それでも最初のアフレコの時はかなり緊張して…。
みんながとっても暖かく迎えてくれて、色々と声かけてくれたり、見守ってくれたりしたのが、すごく助かったよね。

勝平:わしも、最初にスタジオでご一緒させてもらって、声を聞いた時、すごく普通に「わぁーサボだ!」って思えましたよ。

古谷:そう言ってもらえるのはほんと嬉しいけどね。

勝平:尾田先生や監督から、こういう風にやってくれって指示はなく、古谷さんの思った通りに作ってきた感じですか?

古谷:最初はそうですね。自分のプランだけで声を出してみて、それが基本的には間違ってないと言ってもらえたので。

勝平:わし、サボの第一声の「久しぶりだな、ルフィ」ってのを聞いて、すごいなあと思ったんですよ。
視聴者からの期待が分かってると、第一声でバン!と印象付けたいから、ああいうセリフってついキメたくなるじゃないですか。
そこを、古谷さんはすごく抑えて、堪えているように演じられていて…。
もう既にサボという役を掴んでいる雰囲気があったんですよ。

古谷:12年ぶりにルフィに会うっていうんで、色々僕なりに考えて…サボも本当はずっと名乗りたかったんじゃないかと思ったんです。
サボ自身もルフィとの再会に泣きたいくらい感動してるはずだけど、やっぱりルフィの力になりたいと思って来てるわけだし、エースのこともあるし。
その辺の複雑な感情を意識して、本番ではその気持ちだけで演じました。
音的にどうのとか、カッコイイキャラだからこういう声…っていうのは一切考えずに。

勝平:ほんと、すごいです!!
そういえば、サボがアニメに初登場する第663話の放送の時、古谷さん海外にいらっしゃったんですよね。

古谷:あぁ~そうだった!「アニメウィークエンド」っていうイベントのゲストで、アメリカのアトランタでに行っていて、リアルアイムで放送を見れなかったんだよ。
だから一生懸命ツイッターで、どんな感じだったか、声はイメージと合っていたのか、ってみんなに感想を聞いて…(笑)

勝平:日本ではもう、大フィーバーだったんですけどね!
今度の放送でも、また盛り上がると思いますよ!!

古谷:いよいよですね。
1月25日(日)放送の第679話「颯爽登場 革命軍参謀総長サボ!」を、ぜひお楽しみに!

勝平:古谷さん、色々とお話頂きありがとうございました!

古谷:ありがとうございました!

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