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「6月4日(月)に2巻が発売する『ONE PIECE novel A』の編集さんに根掘り葉掘り聞いてきたぞ!」の巻

2018/05/30

『ONE PIECE novel A』のポイント 1巻と2巻の違いとは!?

●1巻(好評発売中)…『ONE PIECE magazine』連載のストーリー・「スペード海賊団結成秘話」を収録!オリジナルキャラクターも登場!
●2巻(6月4日発売)…全て書き下ろし&1巻よりページ数増!スペード海賊団結成後、ジンベエと戦い、白ひげ海賊団に加入するまでのストーリー!

勝平:今回は6月4日(月)『ONE PIECE novel A 2新世界篇』の発売を記念して、『ONE PIECE novel A』についていろいろとお話を聞いていきたいと思います!1巻、2巻それぞれの編集を担当された集英社の添田さん、服部さんよろしくお願いします。

添田・服部:よろしくお願いします。

(写真左から)服部さん、勝平さん、添田さん

■エースの知られざるストーリーをノベライズ!

勝平:1巻の『スペード海賊団結成篇』は、「ONE PIECE magazine」vol.1~3で連載されていたストーリー1冊にまとめているんですよね。どういった経緯で主役がエースに決まったんですか?

添田:「ONE PIECE magazine」で小説の企画が持ち上がったときに、尾田先生からエースであれば、ぜひ取り上げてほしいと言われたのがスタートになります。

勝平:ストーリー作りには尾田先生も関わっているんですか?

添田:用意していた質問表を基に、尾田先生と作家さんと打ち合わせはしました。「なるべく作家さんの自由な発想でエースの人物像を考えてほしい」というオーダーが、尾田先生からありました。

勝平:尾田先生のアイディアと、作家さんの考えがこの小説に含まれているんですね。

添田:エース自体はコミックスで登場していますし、短いですが描かれている過去もあるので、主にスペード海賊団がどういう風に結成されたのか、白ひげ海賊団にどうして入ったのかなどの、すき間の部分を書こうと作家さんと話しました。

勝平:なるほど。エースというキャラクターを使ったオリジナルストーリーというよりは、原作のストーリーを補完する形で作っていったわけですね。

添田:そうですね。エースの物語にすると決まったあとに、尾田先生が昔のノートから発掘したスペード海賊団のキャラクターラフを見ながら、それぞれの特徴を話し合ったりしました。

勝平:(ノートのコピーを見ながら)こんなに細かく尾田先生も考えていたんですね。
作家の候補にひなたしょう先生が上がってきた理由というのはあるんですか?

添田:色々な方を検討するなかで、ひなた先生が書かれた小説が、僕の小説編集経験のなかでもトップ5に入るくらい良かったので、お願いすることにしました。ちなみに、『HK/変態仮面』なんですけどね(笑)

勝平:『HK/変態仮面』から『ONE PIECE』って、振り幅広いですね(笑)

■2巻はジンベエとの戦い、白ひげとの出会い

勝平:2巻の『新世界篇』は「ONE PIECE magazine」では書かれていないストーリーですよね。

添田:はい。1巻が好評だったので、続編が発売できることになりました。

勝平:2巻はどのあたりまで書かれているんですか?

服部:新世界に入り、ジンベエと戦って、白ひげ海賊団に加入するまでです。その先まで書きたかったんですが、そうすると百科事典みたいな厚さになってしまうので(笑)断念しました。

添田:実は、コミックスでジンベエと戦うシーンで後ろ姿だけのキャラクターにもラフがあるんですよ。

(57巻552話)

服部:2巻ではサッチという元4番隊隊長が、白ひげ海賊団の中でどういう役割で、どういうことをしていたのか、具体的な描写が書かれているのもポイントです。

勝平:悪魔の実を手に入れたことで黒ひげに殺されてしまった人ですね。原作にそれほど出て来ないキャラクターも小説に登場するので、読んでいてワクワクしますね。

■プロットに時間をかけ、オリジナルキャラクターも誕生!

勝平:完全オリジナルというわけではなく、『ONE PIECE』の世界とパラレルワールドのように並行して、交差したり離れたりするところがおもしろいですよね。

添田:詳細な年表や登場話数、セリフなどを資料としてまとめて、どういうところを書けばファンの方々に喜んでいただけるのかひなた先生と色々相談しました。その一つとして、新キャラクターが生まれたんです。

服部:相棒のデュースと女海兵・イスカは原作には登場しない、小説オリジナルのキャラクターになります。

勝平:コミックスで語られていない部分の方がオリジナルとして膨らませやすいんですね。

添田:ただ、その後のプロットのやり取りが、かなり膨大になりました。

勝平:プロットめちゃくちゃ長いじゃないですか…! このプロットは打ち合わせを元に作家さんが考えるんですか?

添田:はい。まずは、こういう風な話にしたいというのを考えてもらい、尾田先生や歴代の『ONE PIECE』担当を含めた編集などから色んな指摘をいただいて、それを取りまとめました。

勝平:それは、大変だったでしょう。そのチェックを経て形になったわけですね。

勝平さん、添田さん、服部さんありがとうございました!まだまだ、聞きたいことはありますが、この続きは近日公開予定!『ONE PIECE novel A 1スペース海賊団結成篇』は好評発売中、『ONE PIECE novel A 2 新世界篇』は6月4日(月)発売となっておりますので、ぜひ手に取ってくださいね。

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