【JF2023】『ONE PIECE』スーパーステージレポート&ステージ終わりのキャスト直撃インタビュー公開!!

麦わらの一味キャスト10名が初集結!
さらに歌姫ウタのスペシャルパフォーマンスで大盛り上がりのスーパーステージ!

2022年12月18日(日)に「ジャンプフェスタ2023」幕張メッセ会場で開催された『ONE PIECE』スーパーステージの内容を写真と合わせて紹介します。さらにステージ後に行った麦わらの一味キャストのインタビューを掲載!


●オープニングはウタによる圧巻のライブ!

『ONE PIECE FILM RED』に登場した歌姫・ウタによるスペシャルパフォーマンスによってスタート!
入場時に配られた光るリストバンド「ジャンフェスリング」の演出で会場中がキラキラと輝く中、ウタが『新時代』『ウタカタララバイ』『私は最強』の3曲を歌いあげ、客席は興奮に包まれました。

●麦わらの一味キャスト陣が登場!

ライブの熱気が冷めやらぬ中、麦わらの一味キャスト陣10名が登場! 『ONE PIECE FILM RED』での名シーン、名セリフを生アフレコで披露しました。「ジャンフェスリング」でお客さんと交流したり、ライブの感想で盛り上がる一味キャストでしたが、さっそく最初のコーナーへ!
最初のコーナーはルフィ役・田中真弓さんのスマートフォンに保存された写真フォルダの中から2022年を振り返る、題して「真弓のスマホから2022」。2022年11月に熊本で開催され、田中さんがスペシャル浄瑠璃太夫として出演した「『ONE PIECE』×人形浄瑠璃 清和文楽」での写真が登場しました。写真を見ながら田中さんが当時のエピソードを語り、さらにはステージ上で生の浄瑠璃の語りを披露する一幕もありました!

●やっぱり2022年は『FILM RED』!みんなが選ぶ名シーンを発表!

続いては出演陣が選ぶ『ONE PIECE FILM RED』の名シーンが発表されました。
最初にウタの歌唱キャストAdoさん、ボイスキャストの名塚佳織さんからボイスメッセージが到着! Adoさんはウタとゴードンの過去が描かれている何気ない日常シーンだからこそグッときてしまったと語りました。
名塚さんは何度見ても素敵で大好きなシーンと上げたのは、シャンクスがウタを抱きしめ「おれの娘だ」と海軍を圧倒するシーン。これには一味キャストも「かっこいい!」と声を上げる一幕も。

さらに久しぶりのジャンプスーパーステージの登壇となったチョーさんが上げたのは、冒頭のウタのライブシーン。チョーさんが『新時代』ワンフレーズを歌いあげながら見どころを紹介すると、会場からは大きな拍手が起こりました。
そして田中さんもシャンクスのシーンをセレクト! 映画後半でルフィと対峙するウタがシャンクスと再会するシーンで、このシーンはAdoさんと名塚さんも選んでいたとのこと。一味キャストもシャンクスのかっこよさについてトークが盛り上がりました。

その後、毎年恒例となった「第4回ナレッジキング決定戦」優勝者の表彰式、2023年1月オープン予定のフィットネスジム「ONE PIECE FITNESS BragMen」やイベント「MEET THE “ONE PIECE”47」の最新情報などが公開され、会場が盛り上がる中、いよいよステージは終幕に…。

●フィナーレは、尾田先生からのコメントと麦わらの一味10人による“あの歌”!

終幕に向けて公開されたのは尾田先生からのコメント。「来年のONE PIECEも超ご期待ください‼」という熱いメッセージを受け、最後にステージで麦わらの一味キャスト10名が披露したのは「Family~麦わらの一味10人Ver.~」! キャストの歌唱に合わせ、お客様が手拍子を打ち、会場が一体に! 曲に合わせてリストバンドも様々な色に光り輝く中、スクリーンにはSNSで募集していた「#今年のワンピ」で集まったファンの方々の“声”が会場に現れる演出も。

会場のお客様、キャスト、当日配信で観てくださった方々、そして『ONE PIECE』へ熱いメッセージを贈ってくださった方々の思いが一つになった、最高のステージでした!


ステージを観たくなった方は、現在ONE PIECE公式YouTubeにて期間限定で配信中のアーカイブをぜひ観てくださいね!

配信は2023年3月23日(木)まで


終演後の麦わらの一味キャストに直撃インタビュー!

ステージが終わった直後、今回出演されたキャスト10名にお話を伺ってきました! (※取材は2022年12月)

質問① 今回のスーパーステージの感想を教えてください。
質問② 2022年を振り返って、印象的だったことはありますか?


田中真弓さん(モンキー・D・ルフィ役)

①前回、チョーさんはVTR出演でしたからね。コロナの影響もあって10人で集まる機会も少ないので、喜びもひとしおでした。

②今年はやっぱり映画の大ヒットでしょう。何回も舞台挨拶をやらせてもらえることなんてないので、ありがたいですね。『ONE PIECE FILM RED』ワールドプレミアin日本武道館での失敗も今ではいい思い出です(笑)。TVアニメはまさに鬼ヶ島決戦が最高潮でルフィとカイドウの戦いに注目してほしいのですが、カイドウ役の玄田さんも「カイドウ恐い~」と言いながら演じているようなお茶目な方なので、皆さんもカイドウのことを応援…しちゃダメだけど、玄田さんも応援してあげてください。


中井和哉さん(ロロノア・ゾロ役)

①「チョーさんが生でいらっしゃる!」という喜びもありつつ、すごい横並びの10名の中に並ばせてもらっていることに感慨深い気持ちになりました。今年も声は出せませんでしたが、皆さんが一生懸命「ジャンフェスリング」を振ってくださったり、マスク越しでも笑ってくださっているのが伝わってきて、本当に温かくていい雰囲気のステージになったと思います。

②武道館で行われた『ONE PIECE FILM RED』ワールドプレミアin日本武道館ですね。いつものステージとは、舞台の作り方や演出などが違っていて、これが世界に打って出る作品なんだと感じられてワクワクしました。TVアニメのゾロに関して言うと、カイドウに立ち向かう前、ローに「後の事は…頼む!!!」と言ったシーンはしびれました。これから先の展開で言えばやっぱり、この戦いを制したらルフィが海賊王になる姿が見えてくるというサンジとの会話ですね。あの2人にしては珍しく意見の一致をみるシーンで、収録していて自分自身も上がったので皆さんにも楽しみにしていただきたいです。


岡村明美さん(ナミ役)

①一味全員が集まったということに本当に感動しました。お客様もいっぱい足を運んでくださいましたし、「ジャンフェスリング」も本当にキレイでした。観客の皆さんの対応力も素晴らしくて、そこにも感動しました。

②映画はもちろんなのですが、TVアニメでナミがうるティに向かって命をかけて「ルフィは……“海賊王”には…なります…絶対に………」と言ったことですね。ベルメールさんのことがよぎりながら言えたのが私の中では今年一番ものすごい出来事でした。あと、ゼウスを仲間にしたことで、ナミって意外と誰よりも強いんじゃないかなって思っています(笑)!


山口勝平さん(ウソップ役)

①このご時世、収録もバラバラなので10人揃ったのはうれしかったですし、自分で言うのもなんだけど壮観でした。

②映画もだし、連載25周年ということでイベントごとが多かったので楽しい、いい1年でした。その反動で、来年寂しくならないか心配ですが、尾田っちの手紙の中で“生”のイベントも企画中とあったので、それを楽しみにしたいと思います。TVアニメの方は回想シーンなどアニメならではの演出が見られる回も多くて、毎週の見応えがすごい! ルフィも復活して、ここからまたガンッ! と盛り上がって名場面目白押しになりますから楽しみにしてほしいです。


平田広明さん(サンジ役)

①豪華でしたね。今回、下手側の宝亀さんがどこにいるかわからないくらい横使いの広いステージでしたが、客席からご覧になった皆さんどうでしたか? 個人的には皆さんが振ってくれた「ジャンフェスリング」の眺めがすごくキレイで、舞台上が一番の特等席だなと思いました。

②やっぱり映画でしょう。2回以上観た方がいるか(山口)由里子ちゃんが聞いてくれましたけど、きっと10回、20回と通ってくださるファンの方も大勢いらっしゃいますよね。皆さんが映画を盛り上げてくださって、すごく嬉しいです。おだっちの手紙にも「若い読者が入ってきてくれてる実感」とありましたけど、新しい若いファンが増えたということは、ありがたいことです。TVアニメだと、サンジの「助けて!!! ロビンちゃーーーーん!!!」からの「頼ってくれてありがとう♡」は印象に残りましたね。ロビンちゃんの立て方をわかっているというか…やっぱりサンジはそんじょそこらの女たらしじゃないんです!


大谷育江さん(トニートニー・チョッパー役)

①初めて麦わらの一味が全員集合したジャンプフェスタ! というだけで興奮しましたが、「ジャンフェスリング」を使って会場のみなさんとのコミュニケーションがとれた事で喜びが更に上乗せされました。配信で参加してくださった皆さんにも届いたでしようか?幸せな気持ちと同時に、また皆さんの声が直接聞きたいという思いが更に強くなった1日でした。

②『IMAX』ってどんなだろ? という事で真弓さん、由里子さんとは『FILM RED』をIMAXバージョンでおかわりし、別日には明美ちゃんとサイリウム持参、さらに『FILM RED』 Tシャツまで着て『応援上映』にも行きました!
仲間同士で何度も観に行くという新しい経験を私にもたらしてくれたのは、この映画自体が新しい試みを沢山していたからこそだと感じています。
映画の内容と同じく、新しい時代の幕開けを感じた一年でした。


山口由里子さん(ニコ・ロビン役)

①10人が一つになって、お客様と一緒にステージを楽しむことができました。自分の居場所はここだなと感じましたし、「10人」という心強さ、パワーを実感したステージでした。

②日本に限らず世界中で『ONE PIECE FILM RED』が公開日から盛り上がっていましたが、この大フィーバーは今まで体験したことがありませんでした。連日映画とウタが世界中に広がっていく様子を見て知って、度肝を抜かれましたね。そこに自分が関わらせていただいているというのはとても嬉しいことですし、今後も大切にロビンを演じていこうと、気持ちも新たになりました。


矢尾一樹さん(フランキー役)

①今回は10人が揃ったのですが、いつものようにワチャワチャとするところもあれば、ビシっと決めるところは決めて、チームワークを感じたステージでした。

②『FILM RED』を観た時に、新しいジャンルのミュージカル映画だと感じました。音楽の偉大さをすごく感じました。『ONE PIECE』史上初めての試みだったと思うし、新しい発見も多くて楽しかったです。TVアニメに関しては鬼ヶ島でのフランキーVSササキ戦が印象に残っています。バトルシーンが何回かに分かれて放送されていたのですが、思わず「まだ戦っているのか!」と思うほどじっくり描いてくれて、嬉しかったです。


チョーさん(ブルック役)

①10人全員揃った感慨よりは、ステージ上にみんなと立てて観客の皆さんと時間を共有できたことに感動しています。観客の皆さんの声が聞けなかったのはちょっと残念でしたけど、有観客でできたことはすごく嬉しいです。

②映画は夏に始まりましたけど、その前から収録などはしていたので『FILM RED』の年でしたね。そして、原作が25周年ということは四半世紀なんですね。ひょっとすると親子三代なんてこともあり得ますよ。もうすぐ終わると言っていましたけど、尾田っちのことですから気がついたら40周年なんてことも…ひょっとするとひょっとしますからね。それから最近のTVアニメで言うとやっぱりあれですよね。ブルックが活躍したところは印象に残っています。


宝亀克寿さん(ジンベエ役)

①『ONE PIECE FILM RED』自体はもちろんのこと、ウタの盛り上がりが本当にすごかったです。今回これだけ盛大にやれましたから、今後ももっと多くの方と一緒に盛り上がれるといいなと思います。

②ウタが『新時代』を歌い出した時、「これは一体なんなんだ!」と圧倒されました。僕はAdoさんの『うっせぇわ』が好きで、彼女の曲を聴いた時に、新しい時代が始まったと感じていました。そんなAdoさんとコラボレーションして、『ONE PIECE FILM RED』が出来上がり、こうして大ヒットにつながったということに、ただただ感服するばかりです。新時代の到来とともに、こうして時代が続いていくのだということを実感しています。

(C)尾田栄一郎/集英社

(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

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