『ONE PIECE FILM RED』ウタ誕生祭2023 上演前舞台挨拶レポート!

2023年10月20日(金)から始まる『ONE PIECE FILM RED』アンコール上映に先立ち、10月1日(日)にイベント「ウタ誕生祭2023」が開催されました。
上演前舞台挨拶にはウタ役・名塚佳織さん、ゴードン役・津田健次郎さんが登壇! 舞台挨拶の模様は全国5都市の劇場で生中継、さらに「ONE PIECE公式YouTubeチャンネル」でのLIVE配信もあり、世界の歌姫・ウタの誕生日に合わせ、スペシャルな企画や発表もありました。
本記事では「ウタ誕生祭2023」舞台挨拶の模様をお届けします!

ウタ役・名塚佳織さん、ゴードン役・津田健次郎さんのスペシャルトーク!

■『ONE PIECE FILM RED』に関する思い出や印象深い出来事について

思い出がありすぎて体感で10年にも感じるほど、濃密な1年だったと話す名塚さんは「収録当時はプレッシャーや緊張の中、やるべきことに集中していたのですが、今振り返ると本当に幸せな時間だったと思います。1秒1秒が楽しくて仕方がなかったです。キャストの皆さんとたくさんお話できたり、皆さんの『ONE PIECE』への思いをお伺いできました」と振り返りました。さらに自身が演じたウタについても、映画だけではなく様々なメディア展開を通し、「ウタ」というキャラクターへの想いが、より深く強くなったとのこと。

一方津田さんは、2022年7月に開催した日本武道館でのワールドプレミアについて触れ、「登壇前、出演者みんなで大きな控え室で待機していたのですが、先輩方が一番楽しそうにされていました。本当に仲が良くて、こういう風に(『ONE PIECE』を)やってこられたんだなと思いました」と麦わらの一味キャストの裏話を明かしました。

そしてアフレコについての印象深い出来事として、谷口悟朗監督とのやりとりをピックアップ。収録の2週間前に谷口監督との事前打ち合わせが行われ、キャラクターの説明やどんな風に演じてほしいかリクエストがあったとのこと。「(今まで)なかなかそういう時間を持たせていただくことはなかったので、すごく有意義でしたし、しっかり準備をした上で収録に臨めました」と話しました。
さらにその事前打ち合わせで配布された資料の中に、尾田先生がキャラクターや設定を手描きしたものもあったそうで、津田さんが「もう資料じゃなくて美術品というか、めちゃくちゃレアなものじゃん(笑)」と話すと、名塚さんも「手震えますよね、自分がこれを所持していても良いのかなって(笑)」と、当時の思いを共有しました。

■お互いが演じた「ウタ」「ゴードン」についてもトーク!

これまでの『ONE PIECE FILM RED』舞台挨拶やイベントで、名塚さんと津田さんのお2人のみの登壇は初!
赤髪海賊団と別れた後、幼きウタを育て、成長を見守ってきたゴードン。そんなウタとゴードンの関係性やキャラクターについてお2人が振り返りました。

名塚さんは「私自身はゴードンは優しくて愛に溢れていて、なんて素敵な“育てのお父さん”なんだろうと思っています。だけどウタって、あの年齢ならではのピュアさと真っすぐさからか、本人としては無意識だと思うんですけど、ゴードンに対して冷たいんですよね(笑)。大事なことを全然相談しないし、しかもシャンクスに気持ちが行ってしまっていて…。だからハタから見るとゴードン可哀想(笑)」と名塚さんが考えるウタとゴードンの関係性を明かしました。ウタがもう少し成長すれば、ゴードンの優しさに気づけるのではないかとも話されていました。

その話も受けて津田さんはゴードンに対して「可哀想ですよね(笑)。可哀想ですけど、ウタがそういう子だっていうのは重々承知だし、純粋さや真っすぐなところがウタの最大の良さだとゴードンも思っているんではないでしょうか」と話しました。

■名塚さん、津田さんと観客が一緒に、応援上映の練習!

「ウタ誕生祭2023」舞台挨拶後には、本会場にて「声だしOK!応援上映」を先行実施。
それにあたり舞台挨拶では応援上映の練習もかねて、名塚さんと津田さんが劇中のセリフを披露し、それに対して観客の皆さんが声を出して応援したり、レスポンスするという企画を開催!

まずはウタのセリフ「みんな! やっと会えたね ウタだよ‼」と名塚さんが言うと、会場からは「ウター!」という掛け声が!
皆さんからの声援に、名塚さんも「楽しいですね!」と喜んでいました。

続いてはゴードンのセリフ! 始まる前にゴードンへどんな声援が欲しいかと聞かれ「頑張れ!負けるな!」と言ってほしいと答えていた津田さん。「この国エレジアを治めていたゴードンという者だ」と言うと、会場からは「ゴードン!」「国王!」そして「頑張れ!」という声が上がり、これには津田さんもご満悦の様子でした。

持参したペンライトを振ったり、自分の考えた声援を送るなど、練習を経て会場の皆さんもどんどん応援上映をマスター!
会場が盛り上がってきたところで、ウタの誕生日をお祝いする特別な“プレゼント”が登場!

■ウタ誕生日のお祝いは…特製パエリア!?

「ハッピーバースデー ウタ♪」と津田さんの歌に合わせて登場したのは、なんと巨大パエリア!
津田さん演じるゴードンが、劇中でウタにパエリアを振る舞っていたことから、今回のプレゼントに決まりました。

パエリアの表面には、ケチャップで「ウタ オメデトウ」の文字が!
予想外でさらにゴードンの愛も感じさせるスペシャルなプレゼントに、名塚さんと津田さんはもちろん、会場中が驚き、笑いに包まれました。

ウタの誕生日を記念して開催された「ウタ誕生祭2023」。
ウタ誕生祭にふさわしい、楽しい企画盛りだくさんの上演前舞台挨拶は最後まで笑顔にあふれ、幕を閉じました。


▼ウタからのスペシャルメッセージはこちら!

▼ウタ誕生祭2023 上演前舞台挨拶 配信【アーカイブ】はこちら!

『ONE PIECE FILM RED』アンコール上映記念! 劇場版2作品を地上波で放送決定!

「ウタ誕生祭2023」上演前舞台挨拶の中で、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』と『ONE PIECE FILM Z』がフジテレビ系列「土曜プレミアム」にて放送されることが発表されました! 10月14日(土)21:00、10月21日(土)21:00の2週連続での放送となります。お楽しみに!

アンコール上映は10月20日(金)から! 上映記念舞台挨拶も実施決定‼

いよいよ10月20日(金)から始まる『ONE PIECE FILM RED』アンコール上映!
4Kアップコンバート&リテイクされた特別版が1か月限定で上映され、さらに待望の【声だしOK!応援上映】も実施予定です。
現在、尾田先生描きおろしイラストを使用したムビチケ前売券が全国の上映劇場(一部劇場を除く)、メイジャー通販にて販売中なので、こちらもお見逃しなく!

そして、アンコール上映の開始を記念し、2023年10月28日(土)に舞台挨拶と全国同時生中継の実施が決定しました! 本イベントには声優陣からルフィ役・田中真弓さん、ゾロ役・中井和哉さん、ウタ役・名塚佳織さん、そして楽曲提供アーティストからはMrs. GREEN APPLEが登壇します。本会場チケットの抽選申込(チケットぴあ)は、10月18日(水)11:00までとなりますので、奮ってご応募ください!

さらに、10月28日(土)の上映記念舞台挨拶を全国の皆さんに楽しんでいただくために、全国の劇場でライブビューイングも実施決定! 登壇者たちのここでしか聞けないトークや、イベントも企画していますので、本会場以外でもイベント中継を楽しみたい方はぜひ劇場へお越しください。

ライブビューイングについて
・生中継付き上映会チケットは10月21日(土)0:00〜以降、各劇場にて順次販売開始予定です
・ライブビューイング劇場は近日発表予定です

『ONE PIECE FILM RED』

公開日:

2023年10月20日(金)再上映

スタッフ:

原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:谷口悟朗 脚本:黒岩勉 音楽:中田ヤスタカ キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤雅将 美術監督・美術設定:加藤浩
色彩設計:横山さよ子 CGディレクター:川崎健太郎 撮影監督:江間常高 製作担当:吉田智哉

出演:

田中真弓 中井和哉 岡村明美 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 矢尾一樹 チョー 宝亀克寿
名塚佳織 Ado 津田健次郎 池田秀一
山田裕貴 霜降り明星(粗品、せいや) 新津ちせ

主題歌:

「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado (ユニバーサル ミュージック)

劇中歌 楽曲提供:

中田ヤスタカ Mrs. GREEN APPLE Vaundy FAKE TYPE. 澤野弘之 折坂悠太 秦 基博

配給:

東映

ストーリー:

世界で最も愛されている歌手、ウタ。
素性を隠したまま発信するその歌声は”別次元”と評されていた。
そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。
色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、
そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきた
ルフィ率いる麦わらの一味たち、
ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、
今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。

物語は、彼女が”シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出すー。

(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション (C)「2009 ワンピース」製作委員会
(C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

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