漫画
ワノ国と「カタカナ」のリンク
モモの助! よく言った!!!
天国から見守っているおでんは、嬉しさで涙したことでしょう!
さて今回の話を良い機会に、ここでモモの助について、ずーっと疑問に思ったことを考察してみよう! あの和風の塊みたいなおでんの息子の名前に、なんでカタカナが混じっているのか?
根本的に、尾田先生がカタカナのイメージが好きなのかも。もしくは漫画のセリフに、平仮名が入った名前を入れ過ぎると読みにくくなってしまうかもしれないから?
でも! もし尾田先生のスタイルや読みやすさ的な理由じゃなくて、ストーリーに関係があるのなら、一体どんな理由があると考えられるだろう?
実は、前にも尾田先生がカタカナの使い方にこだわっているとおぼしきケースがあった。それは、魚人が言う〝タイヨウ〟のこと。主に深海に住んでいる魚人達のほとんどは本物の太陽を一度も見たことが無く、あまり知らないこともあり、カタカナで呼んでいたのだと思う。ジンベイの海賊団の名前も、まさにそのまま「タイヨウの海賊団」。じゃあ、モモの助の名前にも、何かこだわりがあってそうしているのかも!
まず初めに思いついたのが、開国を求めていたおでんが、自分の息子が異国のことを認められるようにと、カタカナで「モモ」と入れて名づけたのではないか。そうすればモモの助も、海外のことを自然と受け入れるようになるでしょう?
でもまぁ、上の理由だけじゃないはず! なぜならワノ国の国民にはカタカナが名前に入っているキャラクターが、いっぱいいるからね! 例えば800年くらい前の過去から飛んできたという、天月トキも名前はカタカナ表記!
ん~…じゃあ~、大昔の人だけに、名前にカタカナが入っている?
いいや、おでんのお父さん・スキヤキもカタカナ表記だし、アシュラ童子もそうだし、霜月牛マルも! そしていい人限定だけではなく、悪~い奴らもカタカナが名前に入っている! オロチ、福ロクジュ、そして、あのカン十郎も!
どうなってんだ!? …まぁ、特に理由はないかもしれない。
でも「錦えもん」や「地武えもん」みたいに、平仮名が交じっている名前のキャラクターもいるから、何か理由があったらすっきりするよね!
例えばの話だけど…このカタカナ表記って、ワノ国の過去や建国そのものと関係していたりするのかな?
おでんが好んでいた三味線の曲〝つきひめ〟は、どんな意味の曲なのかまだ分からないけど、〝月〟といえばもう、考察が終わらないぐらい『ONE PIECE』の世界と深く繋がっている場所だと思われる。
扉絵の「エネルのスペース大作戦」シリーズで描かれた古代都市の壁画を見てみると、背中から羽が生えた民族が〝青海〟に降りて、空(スカイピア、ビルカ)や陸上(現在のジャヤ)で新しい生活を始めたことがうかがえた。
ワノ国の国民で羽が生えている人はこれまで見ていないけど、たとえば羽の血統因子が劣性形質だったなどの理由に、月の人と〝青海〟の人が結ばれていても、何百年にもわたってその特長が出ず、一見まったく分からないなんてことだって有り得るはず。
〝青海〟にある大昔のワノ国に暮らしていた人達にとって、月の人は異国人となるわけで、それゆえ、外から来た人達をカタカナ表記で呼んでいたということもあるのでしょうか? さらには、月の人とワノ国の人の間に出来た子供達の名前に、カタカナを使うようになったという可能性もあるのでしょうか!?
みんなはどう思っている? そう言えば、光月家の家紋に羽があるよね~。あっ、トキの着物に描かれていたマークもそうだね~。考え過ぎかな?
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週刊少年ジャンプ 35号 第986話
ONE PIECE 49巻(第472話)
ONE PIECE 82巻(第817話)
ONE PIECE 95巻(第964話)
カイドウの過去
最近カイドウの展開、ヤバくないですか!?
ここ最近分かったこと:
・〝花の都〟を手に入れ、ワノ国を「海賊の帝国」に変える計画
・最終目標は、世界に〝恐怖〟と〝戦争〟をもたらすこと
・ヤマトの将来を考えている
しかし987話で、最も大きな展開のヒントがぽろっと出た! ここだ!
ほほー! このセリフから見るに、過去に仲間に裏切られたことがあるんだね!
それが現在のカイドウと今回の陰謀を〝作った〟と言えるかもしれない!
実はもぅ一ヶ所、大きなヒントが過去のシーンにもあった。
白ひげもカイドウもこう言っているから、これはもう、「ロックス海賊団」のことでしょうね! 「ゴッドバレー」で起こった事件と繋がっている!? そこでいったい何が起きた!?
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週刊少年ジャンプ 36・37合併号 第987話
ONE PIECE 95巻(第964話)