第120回：ヒョットコの村

将軍黒炭オロチ参上！性格と外見、両方とも腹立つなぁ～！人間の世界では見た目で人を判断するなとよく言われているけれど、こいつは一目見ただけでどれだけズルい奴かよ～く分かる！だってワノ国は鎖国中のはずなのにオロチはフツーにCP-0とやり取りしている！ズルッ！そして奴の欲望がデザインにもしっかり入っている。どこかと言うと、彼の頭をよく見て！王冠被ってるじゃん！なんだそれ！？〝和〟の国の一番偉い人が〝欧米〟の隆起の印を大切にしている！すっげぇ矛盾していてアホみたいだよ！ｗ

そしてCP-0を脅そうとしている時に真っ先に手にした武器は刀ではなく、鉄砲だった！やはり彼はいくら『鎖国、鎖国』と言い張ってても外国、いや、世界級の権力を手に入れようとしている。

おっと！ひょっとしたら、トの康の顔がひょっとこそのままじゃん！そしてえびす町の他の町民達も日本の伝統的な仮面に基づく顔をしたキャラクターもいる！おかめとか、賢徳（けんとく）っぽいのとか！

トの康の『ト』もヒョットコの『ト』を現しているのかな？だとすれば・・・よく笑っているあのトコちゃんもえびす町出身かも？トの康の家族かもね！

サンジすげぇ！！！ヒーローじゃないか！和風の町で海獣VSヒーローのバトル！このシーンは尾田先生がずっと描きたかったシーンかもしれない！

そして何よりも、スーツの変装が楽しみ。フランキーとウソップのことだからオシャレなデザインはちょっと期待しすぎかも。でもナミが少しデザインのお手伝いをしたらPRINCEに相応しいデザインになりそう！

将軍オロチの宴に集まっているお客さんに注目せよ

口には出さないけどワノ国の偉い人達は心の中で将軍が腰抜けだと思っている。
おトコちゃんだけが笑い、他の偉い人達は笑いをこらえていたあのシーンは、展開がドラマチックに進んだだけでなく“将軍への忠誠心の低さ”も読者に分かるようはっきりと尾田先生が描いていた。将軍が戦に負けた場合、大抵お仕えの者達も最期まで忠義を表し将軍についていくけれど、ワノ国の将軍に仕える者達は一体どこまでそうなるか分からない。むしろ他に強いリーダーを見つけさっさと将軍は見捨てるのではとさえ感じてしまう。果たしてそんな英雄的リーダーは現れるのか？！