第88回：〝ヴェルゴ症候群〟

いいプリンと悪いプリンについて考察するぞ！

さすが尾田先生！お茶会後、プリンのサンジに対する態度がなかなか定まらず繊細な部分でした。

これまで彼女の人生で必要不可欠だった〝演技〟がサンジの優しい一言で瞬時に崩れるとはちょっと信じがたいし、けど一方で価値観の変化がなければストーリー的に面白くないうえ、プリンの成長も感じません。彼女は今〝ヴェルゴ症候群〟にやられてる！ヴェルゴと言えば、もちろん、パンクハザードでローと決闘したあのミンゴの幹部〝鬼竹のヴェルゴ〟。ヴェルゴは無意識のうちに必要のない嘘をつい言ってしまう癖があった。原因については尾田先生はまだ公式に説明していないけど以前紹介したように、嘘をつき過ぎて、現実と嘘の区別が出来なくなったのではないでしょうか。プリン自身の中で今激しい葛藤がおきている〝演技の心〟と〝素直の心〟。サンジが言ってたように、彼女は自分自身にさえ嘘をついてる！さて、今後彼女はその〝演技の嘘〟に負けちゃうかのか勝てるのか！？

プリンが最終的に〝いいプリン〟に生まれ変われたら、自分自身で良い性格に方向転換できたことになるから読者としても新しいプリンを認めやすくなるし、「キャー！サンジカッコいい！」という単純な〝一次元キャラ〟の枠を越えられるようになる。もし〝いいプリン〟が勝てたら、そんな彼女の努力を褒めるしかないと思う。け・れ・ど！そんな生まれ変わりの〝つけ〟は高いぞ！

プリンがこれまでに〝起こしたこと〟を告白しなければならない！あくまでも予想だけどプリンはトットランドとシャーロット家に対して＊とある罪＊をおかしていたのではないかと思う。そんな彼女はマムと目と目・・・と目・・・を合わせて、自分がやったことを告白したら、プリンは決定的に〝演技〟をしてる自分を捨てられる。

で、ここで！今後のプリンとサンジの行く末は！？まぁ、とても予想しにくいけど尾田先生はそう簡単に独身のサンジを諦めることは出来ないと思う。しかし！プリンとサンジが本当に結ばれることや婚約者として暫く離れる状況ならあり得るかも！あっ、因みにプリンと結婚して欲しい訳じゃないぞ！ｗただそういう流れも有り得なくはないかなーっと！

最後に！！！プリンはサンジをビックリさせる気満々だったのにラビヤンに乗った彼に気づき変顔になったのは逆にプリンの方だったな！

サンジに一本取られた！

ルフィとカタクリの熱狂的なバトル！ルフィの〝鷹銃乱打（ホークガトリング）〟を受けて、カタクリの体がスイスチーズ状態になった。

あれ？超人系（パラミシア）は自然系（ロギア）と違って身体が〝自然〟な物にならないはず。そのことから！カタクリは〝特殊〟な超人系（パラミシア）の能力者だったことが８６巻で明らかになった。

その〝特殊〟はどんな風に〝一般〟の超人系（パラミシア）と違うのでしょう？良く考えたら、同じ超人系（パラミシア）でもルフィは身体がゴムになってます。彼は意識して体を部分的にゴムに変えるのではなく、ゴムだから常に伸び縮み出来るというワケね！カタクリはルフィと同じ様に身体が餅になってるのかな？ルフィは殴られたら体が伸びる、ならば体が餅のカタクリも、殴られたら物理的に餅と同じ反応するでしょう。

さて、〝特殊〟とそうでない超人系（パラミシア）の違いは何？もちろん例外もあるけどこの二つの違いが一番大きいかな？

一般の超人系（パラミシア）は

１．意図的に、体の素質を部分的に変えることが出来る
（スパスパの実、キロキロの実、バネバネの実）等

もしくは
２．意図的に、（一般的に）体の素質を変えず、特別な〝何か〟を自由に出したり、操ったり、作ったり出来る
（ノロノロの実、グラグラの実、バリバリの実）等

それじゃ、悪魔の実によって身体の素質が〝加工されたモノ〟に変わったら〝特殊〟な超人系（パラミシア）だと言えるかな？それなら、身体がゴムのルフィも〝特殊〟な超人系（パラミシア）系！？

ウォー！クラッカーの登場がめっちゃいい感じじゃない？マムから直接命令を受けてパワフルに誘惑の森へ向かうクラッカーの様子、影描写が恐ろしくミステリアスでぞくぞくした！

彼の“本当の”登場、７９７回の放送までの1週間、視聴者の皆さんはクラッカーがどんな奴なのかそわそわしてたでしょう！

パウンドとマムは二人共髪の色がピンクだけどローラの髪の毛はどちらかというとお母さんのネオンに近い。ピンク色の縮毛よりお父さんのサーモンピンクでウエーブヘアなところを継いだね！

ところで！ローラはナミにあげたビブルカードにサインしてたよね？１０年以上前のことにもかかわらず、アニメスタッフはこの事実を忘れずビブルカードに『ＬＯＬＡ』と書いてくれた！