第74回：みにくい男の子

２０１７年は酉年！尾田先生によれば去年は原作で〝サンジの年〟だった！いやー、彼はまさにホールケーキアイランド編の中心にいる！だけど〝サンジの年〟はアニメ版で始まったばかり！そして、１５年前から尾田先生はこれを予言していた〝カモ〟！？

２０巻のSBSによると、サンジを動物で例えるなら彼は「アヒル」だそうだ。酉年に相応しい〝アヒルのサンジの年〟だー！いやーこれは予言じゃなくて、単なる偶然だろうけど、これまで気付けなかった伏線がこの偶然の裏に隠れてた！

幼少時代サンジは「失敗作」と呼ばれ続け、父親のむちゃくちゃな命令によって家族の縁を切られた！

今回サンジはレイジュからこれまで知らなかったお母さんソラの死の真実を聞くことができた！ソラは自分の血統因子に影響を与える薬を飲み、それが原因で体が弱った。一方、そのおかげでサンジは人間の感情を受け継ぎ、お父さんの命令に逆らえる人間で居られた。そして！ソラが亡くなった後、ジャッジは責任を果たさず、奥さんの死をサンジのせいにした。

やはり第６８回で予想してたように、ジャッジは邪悪じゃなくて、心がせまく、真実から逃げ、欲望で生きる弱い人間だ。

サンジはそういうところを一切、お父さんから受け継いでない！一方、無私無欲のソラの行動により、サンジは人間の〝情〟を貰って、レイジュ曰く「誰よりも優しい」人間になれた！

これまででサンジは〝アヒル〟だと思われてたかも知れないがこの回から違うんじゃないかと思う。彼は〝アヒル〟と一緒に育てられた〝白鳥〟だった。

うわー！！ストーリーが熱過ぎる！！！熱すぎて触れたらやけどするから一歩下がろう。今回チラッとしか出てきてないジュース大臣のスムージーの足についてお話しよう！足長族のハーフであるスムージーは右足の太ももにタトゥーが入ってる。皆さん気付いたかな？

これまで登場した足長族はまだ少ないけど、太ももにタトゥーが入ってることが多い。ブルーギリーがそうだし、トットランド国民の足長族もそうだった。

個々にタトゥーのデザインが違うところを見ると、何かの意味を持っているのかな？タマゴ男爵、あっじゃなくてヒヨコ子爵、あっじゃなくてニワトリ伯爵の足にも入ってるかも。

面白いことに、スカイピアの島民達も同じ様な文化を持ってる。
島民達の民族衣装にもそれぞれ独自の模様が入っている。

一見違う人種だけれど同じ様な文化を持っている。異なる人種でも歴史を辿っていけば繋がる可能性もあるのかも！

片手をなくしたネコマムシはどうやって煙管に火をつけたのかと疑問に思った皆さーん！（しーん）

そんな疑問持たなかったって？それでもSUPERなアニメ制作の皆さんがこの疑問に答えてくれた！煙管を出したネコマムシの近くに居た侠客団（ガーディアンズ）の一人が煙管に火をつけた。神対応だ！

原作に載ってなかったモモの助の家系の真実を知った時のゾロのこの顔がプライスレス！世界一のポーカーフェイス！

この回から雷ぞうはオープニングに出てる！

ほほ～、こうやってロビンはオハラでは手に入らないはずの学者達の本を読めたんだね。正直、ちょっと怖い。そして・・・やっぱあの能力が欲しい！ｗ


セリフがあったオハラの学者達には皆名前があるって知ってた？『ONE PIECE 尾田栄一郎画集COLOR WALK 4 EAGLE』の設定画コーナーのネームにて尾田先生が考えた学者達の名前が載ってる。ハートのシャツを着てるおばさんはリント。BOMBシャツの男はブッシリ。メガネの男はロシュ。そしてカウボーイハットの男はゼイディー。