第818話
不屈の魂 ブルックVSビッグ・マム

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プリンの優しさが演技であり、ビッグ・マムの真の狙いが結婚式を利用してヴィンスモーク家全員を抹殺し、ジェルマの科学力を奪うことだったと知ったサンジ。のぞかれているとは知らず、言いたい放題のプリンだったが、レイジュの出血が思ったよりもひどく、結婚式に出席できなくなっては困るとうそぶくと、レイジュの頭の中に手を突っ込み記憶を引き出した。おどろくレイジュにメモメモの能力について説明、自分がレイジュを撃ったのでなく、侵入者騒ぎに巻き込まれて兵士の流れ弾に当たったよう記憶を編集してしまう。

『宝物の間』でビッグ・マムと対峙したブルック。“ロード歴史の本文”の写しが欲しいと言うと先制攻撃を仕掛けるが、ゼウスとプロメテウスの前に阻まれ、ビッグ・マムに触れることすらできない。降参するかとビッグ・マムにたずねられたブルックだが、まだ奥の手があると言い返す。ゼウスたちもチェス戎兵たちと同じく人の魂が入っているはずだと見抜いて、ブルックはギターを演奏した。その曲を聞いて苦しみはじめたかに見えたゼウス、プロメテウスだったが、それは見せかけで、曲が効かないことにブルックはおどろく。

何度倒れても立ち上がるブルックに、呆れたようにビッグ・マムは欲しいのはサンジではなく“ロード歴史の本文”かと尋ねた。ブルックはサンジが誰よりも優しいゆえに一度決めたら退かず、ルフィもまた自分の信念を貫く男だと語り始める。このけりは二人がつけるべきで、サンジが戻らない場合でも、サンジが自分を責めないよう、最悪でも自分たちが大きなものを得たと言えるためだと告げた。最悪の場合、死ぬことは入っていないのかというビッグ・マムの問に、ブルックは死ぬことを計画に入れる馬鹿はいないと言い放つ。

ホールケーキ城へ繋がる鏡を白状させようとブリュレをくすぐり続けるキャロット。鏡に聞けば答えることがわかったが、多すぎてどれだかわからない。さらに顔がわからないと言われ、キャロットが似顔絵を描くことになる。一方、腕を引きちぎり抜け出そうとするルフィに構わず、ローラの居場所を吐かせるためナミに拷問すると迫るオペラ。5秒に一回ボウガンで撃つと言われ、血相を変えたナミは、もう少しで腕がちぎれるというルフィと、オペラの拷問もどっちも嫌だと泣き叫ぶ。絶体絶命と思われたその時、ジンベエが現れてオペラを一撃で気絶させた。ルフィとナミは、現れた救い主に歓喜の声を上げる。

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脚本

中山智博

演出

藤田健太郎

作画監督

横山健次 福本泰子

美術

白石美穂

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