第814話
魂の叫び ブルック&ペドロ電撃作戦

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“歴史の本文”を奪うべく、二手に分かれて行動を開始したペドロとブルック。まずは爆薬を使うペドロにより城内は大混乱となった。報告を受けたタマゴ男爵は、かなう相手ではないとガーデンへ追い込むよう指示する。そして、自らもスムージーと共に現場へ向かおうとするが、ブルックがいないことに気づき、騒ぎがペドロによる陽動作戦だと見抜く。一方、手薄になった隙をついて宝物の間に侵入したブルック。何とか中から鍵をかけることに成功したものの、宝物の間を守っていた警備兵、チェス戎兵たちに囲まれてしまう。

宝物の間に戻ったスムージーだが、すでに中から鍵がかけられていた。状況を説明されたタマゴ男爵は、“歴史の本文”を奪われても、ドアが1つしかない以上、スムージーが護っていれば問題ないと判断する。抵抗した場合、ブルックの命を奪ってもいいのかと確認したスムージーに、タマゴ男爵はブルックをビッグ・マムが珍獣として喜ぶと、半殺しにとどめるよう頼む。そのころブルックは、チェス戎兵が人間のソウルで動いていることから、自身の能力でチェス戎兵たちを倒し、ソウルキングの自分との格の違いを見せつけていた。

無数の偽者たちにより捕まったチョッパーとキャロット。泣きわめくキャロットと、抵抗するのをあきらめたかに見えたチョッパーだが、実はブリュレの出した偽物と本物のキャロットがすり替わっていた。屋根裏からカエルの鳴き声に合わせ、キャロットが悲鳴を上げていたのだ。キャロットに目で合図を送るチョッパー。綱を切ろうとしたランドルフに石をぶつけたキャロットは、ブリュレに向かって大鍋をひっくり返す。大混乱するブリュレたち。その隙にチョッパーもランブルボールによって巨大化、ついに反撃を開始した。

明日の結婚式を控え、プリンのために中庭で花を摘むサンジ。そのころ、囚人図書室を訪れたプリンはオペラにルフィたちと話がしたいと頼んだ。牢の中でプリンと対面したルフィは何故、約束した海岸へ来なかったのかと矢継ぎ早に尋ね、プリンが自分たちと通じていることがばれてしまうとナミに止められる。あらためて、傷ついたルフィとナミの姿を見て、自分の姉や兄たちがひどい目にあわせたことを詫びるプリン。やがて、プリンは意を決して、サンジからプロポーズされたとルフィとナミに告げた。サンジが結婚を受け入れたことに、ルフィとナミはおどろきの表情を見せる。

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脚本

田中 仁 

演出

伊藤聡伺

作画監督

五十内裕輔

美術

白石美穂

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