第813話
因縁の対面 ルフィとビッグ・マム!

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ビッグ・マムに再びケンカを売ったルフィだが格下扱いされ、サンジを連れ戻すことを諦めれば島から生きて出すと言われる。そして、ビッグ・マムは魚人島でのことを話し始めた。食べたお菓子の弁償とはいえ、よく国宝レベルの品である玉手箱をネプチューンが手放したものだと不思議がるビッグ・マム。さらに明日の結婚式が済んだ後には玉手箱を皆の前で開けるのだと上機嫌でルフィに話す。だが、ルフィは闘志を失わない。逆に友達であるプリンと会わせるように迫るが、ビッグ・マムに相手にされず笑い飛ばされてしまう。

矛先を変え、ビッグ・マムはナミへの尋問を始めた。ローラを殺したのかと聞かれ、半ば怒りながらそれを否定したナミは、友達だといってローラの伝言を伝える。それを聞いたビッグ・マムは激しい怒りと共にローラを罵った。それは自分に逆らい、過去最大の政略結婚を嫌がって逃げ出したからだ。そして、その結婚が実現していれば、今頃は自分が海賊王になっていたという。怒りが収まらず、ローラの居所を吐くよう迫るビッグ・マムに言葉を失うナミ。無言で聞いていたルフィは、ビッグ・マムにあらためてケンカを売った。

ブルックに後を任せ、兵士たちを気絶させて騒ぎを起こすペドロ。城内を駆け回り、チェス戎兵たちを引きつけながら宝物の間に接近していた。しかし、爆薬でドアを破壊しようとするが頑丈で歯が立たない。外の騒ぎに気づき、何事かとおどろくタマゴ男爵のもとに、侵入者が現れたと報告が入った。犯人はペドロに間違いなく、チェス戎兵たちでは相手にならない。スムージーは自ら相手をしようとドアの外に向かう。必死に止めようとするタマゴ男爵だが、ドアの外ではペドロにより気絶させられたチェス戎兵たちが倒れていた。

大人しく結婚すればみんな助かる。プリンを幸せにするのだと自分に言い聞かせるサンジ。そのころ結婚式のドレスを一方的に変えられたプリンは、幼い頃からビッグ・マムの言いなりになっていたことや、家出した姉ローラのことを思い出す。一方、ルフィを相手に怒ったものの、明日の結婚式を控えて上機嫌だったビッグ・マムだが、侵入者の報告を受け、狙いが玉手箱かもしれないと考え、怒りの表情で逃がすなと命令する。そしてペドロが城内で騒ぎを起こし、兵たちを引きつけ手薄になった警備の隙をつき、ブルックは“歴史の本文“を手に入れるべく行動を開始しようとしていた。

詳細情報

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脚本

中山智博

演出

所 勝美

作画監督

伊藤公崇/井上栄作

美術

吉池隆司

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