第797話
大幹部! 三将星クラッカー登場

放送日

おどろくルフィたちに巨人は更なる事実を告げた。ビッグ・マムとの間に二人の娘をもうけたが、その後すぐに捨てられ、今は誰からも相手にされていないというのだ。やがて異変を感じた植物たちが騒ぎ、地響きと共に大幹部、三将星クラッカーが現れた。クラッカーは敵に情報を与えたと、力づくで巨人を地面から引きずり出す。しかし、引きずり出されたのは頭が巨人のように大きいだけの男、パウンドだった。そのパウンドの家出した娘の名を聞いたナミは、スリラーバークで出会った女海賊ローラのことが脳裏に浮かんだ。

ローラが新世界で生まれ、母親が有名な海賊だったと聞かされていたナミは、それではこの男がローラの父親なのかとパウンドを見つめた。パウンドもまたナミが娘を知っているのかとナミを凝視する。そこへ上空からランドルフが接近、再びルフィたちを攻撃しようとするが、クラッカーの怒りに触れたことで即座に攻撃を中止する。だが、クラッカーの怒りはおさまらず、周囲のホーミーズが残らず枯れてしまう。恐怖のためなのか、覇気によるものか、クラッカーについて尋ねたナミに、ルフィは強いのだけは確かだと断言した。

クラッカーは自分が誘惑の森へ訪れたのは、ブリュレだけにドフラミンゴを倒したルフィの相手をさせるには荷が重いと、ビッグ・マムが自分を差し向けたからだと告げた。聞き捨てならないと憤り、巨大な木のホーミーズ、キングバームを従えて、ブリュレが姿を見せた。キングバームも今まで誘惑の森に入った敵は必ず仕留めてきたと自信満々だ。クラッカーは明日にはヴィンスモーク家の面々がホールケーキ城へ入城する。この結婚はジェルマの科学力と軍事力が手に入る、ビッグ・マムが待ちわびたイベントなのだと告げた。

ブリュレはチョッパーたちを閉じ込めた鏡をルフィたちに見せつけ、すでに首根っこは押さえていると勝ち誇りながら鏡を地面に叩きつけた。バラバラに砕けた鏡に心配してかけよるルフィに、チョッパーは鏡が割れても中にいる自分たちは大丈夫だと教える。懇願に耳を貸さずパウンドを始末しようとするクラッカーだが、割って入ったルフィに止められて一触即発の状態になった。ブリュレの命令を受けたホーミーズに追われ、捕えられそうになったナミとパウンド。しかし、ローラからもらったビブルカードをかざすと、ホーミーズたちは攻撃しようとしない。叱責するブリュレに、キングバームはママの強い魂を感じるため逆らえないと告げるのだった。

詳細情報

放送日

脚本

田中仁

演出

藤田健太郎

作画監督

多嘉良敢

美術

吉池隆司

オススメコンテンツ