第639話
闘魚襲来!死の鉄橋を突破せよ

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大乱戦の末、Bブロックを制したのはバルトロメオだった。コロシアムに観客のブーイングが飛び交う中、キャベンディッシュたちがいないことを確かめ、ルフィは控室へ戻る。負傷したべラミーを見つけてねぎらいの言葉をかけるが、ベラミーは敗北したのは自分の力不足だと自らをあざ笑う。すでに覇気を始めとするルフィの実力を認めていたのだ。そして、ルフィがなぜ自分を応援したのかとたずねた。偶然、その場を通りがかったバルトロメオは、ベラミーがルフィを『麦わら』と呼んだことを聞き、ただならぬ反応を示す。

一方、ローたちは危険を承知で鉄橋を渡り始めていた。だが、予想通り闘魚の群れが出現、キリがないため、無視して一気に走り抜ける。ローはウソップにシーザーの錠を外させ、闘魚の始末を命令した。心臓を握られて逆らえないシーザーは闘魚を始末するが、ローが戦わないことをなじる。さらに闘魚が突っ込んでくるが、橋の向こう側から飛んできたモリが命中した。話声が聞こえるが、呼びかけに応じず魚と共にを姿を消してしまう。シーザーにつかまり島へ移動したローたちは、ようやく目的地のグリーンビットに到着する。

大波乱のBブロックに続き、バトルショーの予選が再開、いよいよルフィたちCブロックの入場が迫る。アナウンスの呼びかけに意気込むルフィ。コロシアムでは司会による注目選手の紹介が行われていた。新世界のセントラル格闘界V2覇者イデオや、億越えの海賊も標的とする殺し屋ファンク兄弟、エルバフの巨人戦士ハイルディン、狙った獲物は必ず追いつめる追剥のジャン。なんと死神と呼ばれる闘牛までも出場していた。さらに大本命として花の国よりサイ、ブーとその祖父であり伝説の海賊首領チンジャオがコールされる。大激戦となることは間違いなく、コロシアムで観客たちは試合の開始を待ちわびていた。

時を少しさかのぼり、すっかりヴァイオレットにのぼせ、隣町までの警護を引き受けたサンジ。目的の場所を前にヴァイオレットは意外なことを言い出した。サンジに人を殺すことを頼んだことを後悔したので、このまま立ち去ってほしいと言うのだ。その涙を見たサンジは理由を聞かず、一人で倉庫に向かう。ドアを蹴り破ったサンジは襲われるが、一気に全員を片付けてしまう。逆上した男はヴァイオレットを人質に取るが、サンジを怒らせ蹴り飛ばされる。助け出されたヴァイオレットはサンジにもう一つお願いがあると言い、サンジの手足に錠をかけると豹変、バカな男だと言い放ち冷たくほほ笑んだ。

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脚本

米村正二

演出

大塚隆史

作画監督

横山健次

美術

吉池隆司

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