第199回:犬系中将

漫画

犬系中将

セントバーナードと思われる船首が付いたガープの船が現れて以来、海軍本部中将級のキャラクターには〝ある傾向〟がある。それは〝犬〟が由来と思われる名前を持つ海軍本部中将がけっこういることだ!(ちなみに『ONE PIECE』は〝鳥〟に関連する名前を持っている女性キャラも多い)

第1108話では海軍本部中将達の名前が明かされ、そのうち何人かが犬に関連する名前だったので、これまでの〝犬系中将〟を一挙に見てみましょう。

ドーベルマン中将
エニエス・ロビーのバスターコール時に登場。またマリンフォーフォード頂上戦争にも参戦し、さらにエッグヘッドに召集された9人の中将の一人でもある。

ダルメシアン中将
マリンフォード頂上戦争で登場。彼の〝犬っぽい〟特徴は、ミンク族のハーフというよりは、動物(ゾオン)系 人獣型の悪魔の実が由来ではないかと連想できます。悪魔の実を食べた男性の人間なのでしょうか? その素性は原作では描かれていません。

カダル少将

ハウンド中将
エッグヘッドに召集された中将の一人。ちなみにこの人、かつてタイヨウの海賊団に挑んだ海軍G-2支部少将・カダル(画像右)に似ています。何らかの関係があるのでしょうか?

土茶中将
エッグヘッドに召集された中将の一人。名前から〝土佐犬〟を連想させられるが、漢字が異なるのは、現実世界と『ONE PIECE』の世界が繋がりすぎない様に、あえてアレンジされているからなのかもしれない。

ポンスキー中将
エッグヘッドに召集された中将の一人。ちなみにポンスキーとは、ポメラニアンとシベリアン・ハスキーのミックス犬のこと。

サカズキ〝赤犬〟
現・海軍本部元帥のサカズキも、過去にオハラがバスターコールで攻撃された時は中将だった。さらに三大将は桃太郎のお共がモチーフと考えられるけど、そのうちの〝犬〟ですね!


さて、なぜ海軍中将達は犬関連の名前が多いのでしょう?

何かの共通点や裏テーマとかがあったりする? 現時点では、ネーミングに厳密な規則はないようですが、このような名前やニックネームを持っている中将達はみんなゴッツイ人間の男性ばかり。ドーベルマンやサカズキの性格がヒントとなるならば、彼らは厳格かつ強い正義感を抱いていること。彼らは文字通り「dogs of war(戦争の犬たち)」とも「government lapdogs(政府の犬)」とも解釈することができます。
つまり〝犬系中将〟と出会ったが最後、並大抵の海賊は痛い目に合うことでしょう!

週刊少年ジャンプ 13号 1108話
ONE PIECE 11巻(第91話 扉絵)
ONE PIECE 41巻(第397話)
ONE PIECE 57巻(第553話)
ONE PIECE 58巻(第570話)
ONE PIECE 63巻(第622話)

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