第128回：亥年

いやー困ってましたねー！（困ってないけどw）なんのことかというと、首輪！　そう！　今回のネタはルフィがヒョウ五郎の首輪を外した時、レイリーがケイミーの首輪を外した時にそっくりだった！（って、仕事場の仲間が僕よりも先に気付いて、彼の鋭さに圧倒された！）

し・か・し!!!　次の週の947話を読んでみたら…そこからスタートじゃないかい！　全然ダメじゃん！　と焦ったところにもう一つ懐かしく感じるシーンがあると気付いた。四皇ビッグ・マムがクイーンに使った技が爆裂おとうさん的な必殺技！　これ！　ルフィがアーロンパークで海牛モームを同じように振り回していた。ただ今回の相手は海獣じゃなくて四皇室の右腕だと思われる大男だ！　擬音語にも注目！　ルフィの時は黒の流線型な字で「ドゴゴゴゴォ!!!」そしてマムのは黒にグレーの囲み文字で書かれた「ドガガガ…」あれ？　ページに文字が入り切れない程だ！　ビックリマークが何本付いているか気になる！　ビッグ・マムの風車の様な必殺技は恐るべし！

クイーンはビッグ・マムのことを「猪」と呼んだが、このイメージはずっと前から尾田先生の頭の中にありました！　こちらの扉絵をどうぞ！　『ONE PIECE』の登場人物が干支になりきっての競争だけど、ここのビッグ・マムは？　そう、猪だー！　彼女はいつだって真っ直ぐにしか攻撃しない！　ホールケーキアイランドの誘惑の森でも落とし穴に入った時は、土や岩を構わずぶっ壊して真っ直ぐに進んでいた。今年は亥年だしクイーン達にこんなことをされてもリンリンにはいいことが起こるかも!?

おっと！　やぁ！　河松さん！　河童カッコいいな！　って、河童じゃなくて魚人ですか？　それとも両生類のミンク族みたいな!?　一つだけ言えるのは、ウォーターセブンにも相撲好きでクロールが得意な大カエルの「ヨコヅナ」がいた！　カエルっぽい男と大きなカエルも「ヨコヅナ」と呼ばれるけど、ただの偶然!?　ロジャーのことを知っているトムがカエルのヨコヅナに名前を付けたとか？　ただの偶然じゃなさそうだ！

あとね、カエルらしき男がゲロロロロとゲロを吐いたのも面白かったー！　汚ッ！　最高！

アニメオンリーのファンにオススメがあるぞ！　『ONE PIECE』275話～305話の表紙になっている『短期集中表紙連載〝エースの黒ひげ大捜査線〟』を読むとなんとアニメ880回に登場した牛柄スカーフの女性の過去が分かる！　ストーリーの中心的な重要キャラではないけど、それでも彼女にはスゴイ人との繋がりや過去があるんだ！　アニメ版では880回が初登場だけど、原作での初登場はなんと16年前！　長期連載ってすげぇ！

そして今回の見所は、もちろん革命軍の隊長達の登場！　全員カッコいいなー！　モーリーはほんっとに「いいオッサン」の声してるね！　

そして、ちょっとしたアニメオリジナル要素がありました！　原作でカラスの初登場は「…」と黙っている様に見えていたけど、後に機械の不具合によって声が聞こえていなかっただけだとわかった。アニメ版では、彼の言葉は!!!　なんと！　喋ってることがわかる！　なるほど、原作だとカラスから離れているので聞こえないけど、アニメ版ではどアップだから言っていることが聞こえるもんな！　ナイスタッチ!!!