第193回:100倍強い

漫画

100倍強い

ルフィのこの蹴りがすごい!
2年前、シャボンディ諸島でレイリーが海軍大将・黄猿と衝突した時を彷彿とさせる!

効果音を比べてみると、ルフィの蹴りの方がすごい!
レイリーは〝ドン‼〟たけど、ルフィはそれよりパワフルに感じる〝ズドォン‼〟だった! それに加え、ルフィの一撃は黄猿が腕でブロックしていることから、海軍大将でさえダメージを負うほど、すごい威力があったんじゃないか!?

気になるのはルフィだけではなく、麦わらの一味の他のクルーもだ!
今のクルーはルフィと同じく、2年前にシャボンディ諸島で黄猿と戦った頃よりも遥かに強くなっている。2年後から麦わらの一味と海軍大将の絡みといえば、ドレスローザで藤虎(イッショウ)から逃げたり、ワノ国で緑牛(アラマキ)とモモの助達の戦闘を遠巻きに見ていただけなので、黄猿に対して彼らがどのように戦うのかは、まだわからない!

さて…ルフィは「最強の生物」を倒した。そう考えると麦わらの一味VS海軍大将一人は、ルフィ達の方が有利と見ても良いでしょう。正直、一人で突入した黄猿の方が勇敢である! とはいえ、戦いは強さだけが鍵となるわけじゃない。
黄猿は光の速度で動くことができる。それをとらえるためにルフィが見聞色を使うかどうか、考えているその瞬間に、ルフィは黄猿にやっつけられてしまうだろう。

そんな光速移動ができる黄猿の天敵になるかもしれない人物が、麦わらの一味の中に一人いる! ボルサリーノにとって最大の脅威になる可能性があるのは、ズバリ…ナミだと思う!

ナミは天候に関して驚異的な知識を持っており、また彼女の武器である程度は自分の意のままに天候を操ることができる。ナミは過去の戦闘において光の屈折を利用した技「蜃気楼=テンポ」で相手を惑わせていた。彼女が気候だけではなく光についても理解しているので、もしかしたら黄猿の体をある程度操作する対策も力も、すでに身につけているかもしれない!

ナミがどうやってこのノウハウを戦いに生かせられるのか、いくつか考えがある。未来島編ではナミが道中、人工ダイヤを入手していた。一見無害なモノに見えるけど、光を通し屈折させる宝石は、海軍の最も恐ろしい〝最高戦力〟を捕えるのに役立つ道具になるのかもしれない!

第1091話では、ルフィが黄猿に向けて、どれだけ強くなったかを宣言していた。
「おれ達は2年前の100倍強ェぞ」というセリフは、2年前のシャクヤクのセリフにリンクする。注目したいのはそれだけじゃなく、ルフィが「おれは」じゃなくて「おれ達は」と言ったところだ!

ルフィは最強の生物を倒した!
今度はルフィとその仲間達と共に、海軍大将級の強者を倒す場面を見せてくれると期待している!

週刊少年ジャンプ 40号 第1091話
ONE PIECE 51巻(第498話)
ONE PIECE 52巻(第511話)
ONE PIECE 106巻(第1075話)

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