グレッグ先生のSUPER「OP」講座!

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第137回:ルフィ&おでん

2020/01/22

漫画

ルフィ&おでん

ルフィとおでんって似すぎじゃねェ? ちょっと怪しいぞ! いや、別に「実は親戚だ」とか、そういうことじゃないけど、ルフィとおでんの共通点が多くて何かあるのかなーと気になる。そしてルフィがおでんの過去の話を最初から最後まで真面目に聞いてたことがまずスゴイ。

ルフィは集中力が持たないか、他人の過去に興味がないか、これまで人の過去の話は聞かないことが多かった。“過去”なんかよりルフィが信じているのは自分の目で確かめた人の行動ぶり。要するに、ルフィはおでんの生き方をよっぽど気に入ったようだ。

800話からこのルフィのせりふ:

そして959話のおでん:

それと966話で最も気になったルフィとおでんの共通点と言えば、おでんの技名:銃・擬鬼(ガン・モドキ)。

表面的には桃源白滝に引き続き、料理のおでんの具という意味ではあるけど、〝銃もどき〟と読めばフェイクの銃という意味になる。フェイクの銃?

例えば・・・“ゴム”から出来た“ピストル”!?

まぁ、ただの偶然かもしれないけどルフィとおでんのそっくり度に驚き!これからも、二人の不思議な共通点に注目せよ!

扉、え~!?!?

この島の景色ってどっかでみたことあるなーっと思ったら、やはり過去の扉絵にあった! 扉絵のコンテンツが本編に出るとは!!! これからも『ONE PIECE』には扉絵の場所やキャラクターがメインストーリーに登場することがあるかも!?

週刊少年ジャンプ 4・5合併号 第966話
ONE PIECE 16巻(第140話)
ONE PIECE 80巻(第800話)
ONE PIECE 91巻(第920話)
ONE PIECE 95巻(第959話)
『ONE PIECEイラスト集 COLORWALK 2』

レイアウトxレアーアート

『ONE PIECE』と嵐のコラボスゴイね! グレッグ先生の義理お姉さんは嵐の大大大ファンだから、これを機会に『ONE PIECE』のファンにもなるかも!

さて! 今年一発目の『ONE PIECE』は凄かったなー! ジャンプフェスタでコメントしてくれたように、尾田先生は気を付けないと“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を本当に描いちゃうとこだった! でもこのコーナーで注目するところは“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”の正体ではなく、こちらのコマのレイアウトやデザインについての考察だ!

以前も、原作で尾田先生はドアップのフルページを描いたことがあったけど今回は1ページではおさまらず、左のページまで溢れるシーンを描いた。

これまでに描かれたドアップのページと比べてみよう!

エネル!

ルフィ!

ウソップ!

みんな共通点がある! それは、左側のページまで絵が溢れていないこと! 1ページで収まってる。今回のロジャーはどうして隣のページまで続いた絵になったのでしょうか?

答えは! …結局尾田先生に聞かないと分からないんだ! でも以下の予想が当たっていればいいな!

例えばエネルを見た時、視線はどんな風に動いてるか気付いた? 単行本にはのど(本の内側にできるスペース)があるから、目は自然とレーザービームのようにエネルに注目する。右側に描かれてるし、ページを捲って一番最初に目が行くところに描かれてる! 要するに、のどがあることで自然とイメージに視線が“集中”し、“インパクト”のある画として印象に残る!

さて、ロジャーについていえば? 読者の視線はページ右上のロジャーの顔から、下の文字に移り、そのまま止まることなく優しくなぞって左のページへと続く。

それから絵の空間のデザインにも意味があるようだ。インクで塗りつぶされた部分を見ると左上が濃く、上から下まで縦状にほぼ100%色が塗ってある。視線を左へ進めると斜め下に向けて色が少しずつ減っていく。この〝演出〟によって視線が左に進む時“動き”が自然と“ゆっくり”になるように見える。そう、紙に印刷された漫画は本来物理的に動くことはないけれど、このテクニックによって、このワンシーンは擬音語や擬態語も使わず*スローモーション*にみえる! どう? そういう風に見えた? アニメ版ではどうなるかが楽しみ””

面白いことに、エネル、ルフィ、ウソップ上のドアップはみんな右向きで描かれてる。ロジャーだけが左向き。尾田先生はバランス的に今回たまたまロジャーを左向きにしただけかもしれないし、もっと深い意味が含まれてるかもしれない。例えばコミカルだったりドラマティックなシーンでは、読者はドアップで描かれたキャラが何を見てるのか何かしらヒントを得ることができる。一方、ロジャーが眺めてるワンピースは読者がまだどんなモノなのかさっぱり分からないからそうなってるのかもしれない!
そして最後に、今回のロジャーを見て、将来ルフィが同じ顔をするかどうかがすごく気になった!もしそうなったら、590話のルフィと完全に反対になる!

左ページから右を向くルフィは今度左に向いて思いっきり笑う! そんなルフィを見たいな!!!!

週刊少年ジャンプ 6・7合併号 第967話
ONE PIECE 30巻(第279話)
ONE PIECE 60巻(第590話)
ONE PIECE 73巻(第731話)
ONE PIECE 74巻(第742話)

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