第784話
0と4 遭遇!ジェルマ66

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海軍から奪った食糧も食べ尽くし、空腹と暑さで日干し寸前まで追いつめられたルフィたち。しかし、ようやく巨大な魚を釣り上げ、食事にありつけると喜んだ。だが、見たことのない魚だったためチョッパーがサンジの魚図鑑で調べ、皮に猛毒があるとわかる。すぐさまチョッパーはみんなのもとへ戻るが、待ちきれないルフィが皮を食べてしまっていた。皮さえ剥げば美味しく食べられると聞き、自分が調理しようとするルフィだが、魚を台無しにされてはたまらない。そこでナミがサンジの調理メモに従って、魚料理を完成させた。

久しぶりの食事を堪能する麦わらの一味たちだが、ルフィが魚の毒で倒れていた。白目をむいて苦しむルフィにうろたえるチョッパー。手当をしようにも薬草が足りない、どこかの島へ寄ってほしいと頼まれあせるナミ。ビッグ・マムのなわばりに近づいているとペコムズは言うと、自分が最初の島で薬草を手にいれることを請け負う。その時、電伝虫の警告念波に続き、ペドロが接近する船を発見する。ビッグ・マムの偵察船だから自分がなんとかすると、ナミたちに隠れるよう告げたペコムズだが、船名を見たとたん顔色を変えた。

霧の中から現れた巨大な船にはサンジの姓であるジェルマの名が記されており、何故ここにいるのかと呼びかけられる。その間にも船同士の距離は縮まり、ナミは舵を切って接触を避けた。甲板にいた男の顔を見たチョッパー、ブルックはサンジだと叫び、合流できたことを喜ぶ。チョッパーはルフィの状態を伝え、薬草はないかと訴えるが、フードを被った男はヨンジと名乗り、自分の外見がサンジにそっくりだが、関係は秘密だと答える。しかし、名前とナミを一目見て夢中になるなど、どうみてもサンジの弟にしか見えなかった。

部下からどうやらサンジの船と行き違いになったようだと聞き、引きあげようとするヨンジ。そうしている間にもルフィの容態が急変した。身体の発疹に加え、意識がもうろうとしてきたルフィを励まし、ハッパをかけるナミ。もう、ヨンジにすがるほかないと、チョッパーとブルックは再度、ルフィを助けてほしいと懇願する。しかし、ヨンジは拒み、海賊なら力ずくで薬を奪うかと挑発する、だが、何者かにけち臭いとののしられて海へ蹴り飛ばされてしまう。おどろくナミたちの前に蹴り飛ばした女が華麗に一人降り立った。その眉は見おぼえのあるぐるぐる眉毛、彼女もまたサンジゆかりの人物なのか?

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脚本

米村正二

演出

藤田健太郎

作画監督

高木雅之

美術

白石美穂

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