第779話
カイドウ再び 脅威迫る最悪の世代!

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食事作りを請け負ったものの調理の仕方がわからないまま自己流で作り始めたルフィ。だがチョッパーに呼ばれ、革命軍の総本部が襲撃されたニュースを聞き、サボの安否を心配する。サボがルフィの兄で、革命軍の参謀総長だと知っておどろくブルック。ナミから父、ドラゴンのことを尋ねられたルフィは、初めて見たと答える。ロビンも世話になっていたのにと呆れるナミ。新聞によれば、何者かの情報で謎とされていた総本部の場所が発覚するが、海軍とCP0が到着した時には黒ひげたちによって襲撃され壊滅状態だったというのだ。

ペドロはサボやドラゴンに何かあればニュースにならないはずがない。ひとまず無事ではないかと告げ、心配していたルフィを安堵させる。その時、チョッパーが台所の異変に気づいた。時すでに遅く火をかけたままの台所から出火するが、襲来した嵐のおかげで何とか消火に成功する。一方、ゾウではキャロットがルフィたちと行動を共にしていることが騒ぎになっていた。その中、ジャックがビブルカードを持っていたのではないかと危惧するイヌアラシ。そのころジャックは、海中に沈みながらも迎えの来ることを待っていた。

カイドウのもとへジャックによるジョーカー奪還が失敗したとの知らせが届いた。これでスマイルの取引は終了、ギフターズたちが増えないことを嘆き、酒をあおり号泣するカイドウ。だが、ルフィの名を聞くと一変、ルフィとローの手配書を持たせた手下たち目掛け、金棒を振り下ろす。泣き上戸から怒り上戸に代わったカイドウの態度に手下たちは恐怖する。自分の取引を邪魔したルフィとローを悪しざまにののしったカイドウは、同世代の馬鹿に教えてやれと檻の中へ声をかけた。そこにはなんと傷ついたキッドが囚われていた。

火事によって吹き飛んだ屋根を修理、自信作の気まぐれカレーを食べるようにすすめるルフィ。鍋をのぞき込み、すさまじい色のカレーに衝撃を受けながら、おそるおそる食べたものの、とても食べられるものではなく、文句をいうなといって味見したルフィもあまりの不味さに鍋をひっくり返してしまう。あわてて食料を確認しにいったナミは何も残っていないことに茫然となる。なんとルフィは失敗するたびに作り直し、ゾウでわけてもらった全員分の一週間分の食糧をすべて使い切ってしまっていたのだ。かくしてルフィたちは航海初日で大ピンチを迎えてしまうのだった。

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脚本

田中 仁

演出

藤田健太郎

作画監督

五十内裕輔

美術

吉池隆司

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