ウソップの、これはホントだ!


        

「レベッカ役・林原めぐみさんと対談!守られ系ヒロインを演じるうえでの役作りについて聞いたぞ!」の巻

2017/03/01

勝平:今回の「ウソップの、これはホントだ!」は、前回に続きレベッカ役・林原めぐみさんが登場!
役作りについて詳しく聞いちゃいますよ。今回もよろしくね★

林原:よろしくお願いします。

■レベッカちゃんは私にとって、学びでした(林原)

勝平:今まで、戦う役など幅広いキャラクターを演じてこられたと思いますけど…

林原:うん、戦う役から戦う役やら戦う役ね。

勝平:(笑)。まあ、割といつも戦っているイメージだから、レベッカのようにここまで守られるヒロインってめずらしい気がしました。

林原:本当にそうでした。なんでレベッカ役が私だったんだろうと思うぐらい(笑)。

勝平:林原にしては、戦わないヒロインってめずらしいなと思ったけど、合ってましたよ。

林原:本当?最初のうちは本当にストレスだった(笑)。「今すぐディアマンテを斬り倒したい」と何度思ったことか!レベッカちゃんは私にとっても学びでした。

勝平:ドレスローザ編って、レベッカとキュロスのストーリーが主軸とはいえ、ローとドフラミンゴ、サボとルフィみたいな存在感の強いキャラの関係性も描かれているじゃない?ヒロインとして埋もれさせないために林原だったのかなって思います。

林原:埋もれちゃダメな立ち位置なんだけど、みんなから「何もしなくていい」って言われてどうしようかと思っていました。

勝平:「戦いたーい!」ってスタジオで叫んでたもんね(笑)。

林原:言ってた言ってた(笑)。それで、頼ってばっかりって苦しいんだなと思った。自分が何もできない辛さを学びました。戦いたかったのに、能力的にそれができない子の気持ちというものを、もしかして生まれて初めて向き合ったかも。

勝平:そうなの?いわゆる守られる正統派ヒロインも演じたことがあったんじゃないの? 

林原:そんなにないかも。というより、戦ってないとしても自立している人が多いから。

勝平:あ~なるほど。

林原:もしくは、いつも守られているか弱い女の子でも、最終的に不思議な力を駆使して星の運命を守ったりするんですよ。だから本当に何もできなくて泣いちゃうような子って今回が初めてだと思います。
戦いに行けちゃう方が楽だわ!って(笑)。

■スタジオで、みんなのブーイングを受け止めていた林原が印象的でした。(勝平)

勝平:今までにないレベッカを演じるうえで、一番意識していた部分ってどこですか?

林原:彼女は一人で大会に出て、観客からもブーイングの嵐でいろんな意味でとても辛い子だったと思うのね。その辛い気持ちを保つことを意識していました。例えば、アフレコの時のガヤってみんなでやるのが普通だけど、レベッカに対するブーイングの時は絶対に参加しないでそれを聞いていました。
※ガヤ…観客などその他大勢のセリフ

勝平:うん、それはすごい印象的だった。

林原:「くたばれー!」とか「恥を知れー!」とか罵声を浴びせられて、とても辛い気持ちになりました。狭いスタジオ内ですら辛いのに、あの大きいコロシアムであれほどのブーイングに耐えなきゃいけないなんて、彼女は一体どれほどのものを抱えているのかしらって考えこんじゃいました。その内包的な強さと実力のなさのアンバランスが、レベッカの魅力の一つだと思います。

勝平:そうだよね。あのコロシアムに立てちゃうくらいの精神の強さはすごいと思う。

林原:でしょ?もしレベッカが本気で憎んだら大変なことになるかもしれない(笑)。

■レベッカの性格と肉体美のギャップがいいと思いました。(林原)

勝平:レベッカが闘技大会に出る前に兵隊さんとケンカするシーンがあるじゃない?お互いを思う気持ちは同じなのにすれ違って、つい相手にひどいことを言ってしまう。しかも、二人の間は鉄格子で隔たれていて絵でもすれ違いが表現されていて印象に残りました。そこの林原たちのやり取りを、「あ~すげぇな」って思いながら聞いてました。

林原:ありがとう(笑)。そういえば『ONE PIECE』の現場で、初めての台詞を言った時に勝平が「やっぱ林原ってすごいね」って言ってくれて、それで肩の荷が下りたのを覚えてます(笑)。

勝平:本当にすごかったから!第一声がすごくストレートで、胸にストンと落ちた感じがしたというか…。

林原:そう!『ONE PIECE』ってストレートだよね。キャラの叫びも涙もすごくまっすぐ。過去に何かを抱えていてもしっかり前を見ているキャラが多くて、だからこそ言葉に力があるんだなった思いました。レベッカも自分の無力さをわかっていても国を平和にするって使命を諦めなかった。そのまっすぐさが素敵だと思います。
(設定画を見て)この肉体美とのギャップもまたいいです。

勝平:この甲冑姿は、長いこと『ONE PIECE』をやってきましたけれども、結構衝撃でしたね。

林原:胸のところがずれないか心配になっちゃうんですよね。

勝平:胸はまだいいんですけど、下が心配……。

林原:ジャンプした時とか見えちゃいそうだから?

勝平:それはそれで新しい攻撃になるのかな。

林原:おいっコラ!(笑)

勝平:冗談は置いておいて、今回もすっごく濃厚な話が聞けました。ありがとうございます!

林原:こちらこそ楽しかったです。

勝平:次は世界会議の時に…って言おうと思ったけど、ウソップが出番あるかどうかわからないからやめとく(笑)。

林原:出番なくても来て!(笑)

ONE PIECE.com特別版!!

ワンピースオフィシャルメールマガジン『グランドライン通信』では、役作りやアフレコ時のエピソードを教えていただきました! 特別版では、ほぼ同時期から活躍し始めた勝平さんと林原さんに、お互いについてお話を聞いちゃいました!!

■これだけ長く一緒にやっているとなんか幼馴染みたいだね。(勝平)

勝平:今日は楽しかったな~。結構付き合い長いのに、林原とこんなにガッツリ話す機会ってそんなになかったから楽しかったです。

林原:ふたりが初めて共演したのは…あの格闘して変身する作品でしたよね?

勝平:そう、25年以上になるんですね。

林原:四半世紀前から一緒だ……(遠い目)。

勝平:とある名探偵アニメの現場で、高山みなみさんと「これだけ長く一緒にやっているとなんか幼馴染みたいだね」って話をしていたんですよ。

林原:ぴよぴよの頃から知っているから、本当にそうだと思います。

――『ONE PIECE』の現場での勝平さんはどんな印象ですか?

勝平:その質問って「落ち着きがない」とかの答えしか出なくないですか(笑)。

林原:落ち着きはないけど、勝平に落ち着きはいらないかな(笑)。

勝平:いらない!?

林原:勝平に落ち着きを求めたことが一回もないから大丈夫!

勝平:大丈夫…かな?(苦笑) 

勝平:この仕事って不思議だよね。ずっと会っている相手でも、違う作品で違う役をやると関わり方が変わってきたりするところとか。

林原:わかるわかる。仲がいい相手でも、敵同士だったらあまり喋らなかったりするよね。

勝平:そう。自然と話す内容も作品によって違ったりするけど、この現場では林原といっぱいしゃべったなという印象があります。なのに、もうドレスローザ編が終わってから一年も経つんですね。

林原:出番が終わってしばらくは、いつものアフレコ時間になると「今頃録ってるんだな…」と思ってました。一か月ぐらいたって、レベッカを忘れはしないけど、思い出のような存在になっていたんです。そしたら、またこのような再会があったりして…つながる縁の深さと長さがすごい作品なんだなと、これが作品力なんだなとしみじみ思いました。

勝平:まさに『ONE PIECE』らしく、みんながつながっていく感じですね。

林原:その通りですけど…
何急に1人でカメラ目線なの!? 
……相変わらずマイペースだね (笑)。

勝平さん、林原さん、ありがとうございました!
TVシリーズは毎週日曜9時30分からフジテレビ系にて放送中です!ぜひお楽しみに!

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