「『ONE PIECE』のカードバトルホビーで遊んだぞ!」の巻

勝平:今日は、10月3日(土)にバンダイさんから発売予定の『ONE PIECE』のカードゲームでみんなより早く遊んで、レポートしちゃうぞ!
まずは、新カードゲームについてお話を聞いてみたいと思います。

後藤:バンダイカード事業部の後藤と申します!よろしくお願いします。

勝平:よろしくお願いします!
早速ですが、『ONE PIECE』の新カードゲームはどういうものなんですか?

後藤:「ワンピース キズナブーストカードバトル」という商品になります。

トレーディングカードゲームと聞くと今まで遊んだことがない人は難しい印象をもたれるかもしれませんが、今回はより多くの『ONE PIECE』ファンの方に楽しんでいただけるようルールをシンプルなものにしました。

勝平:最近のカードゲームは筐体を使ったものが多いですけど、その中であえてシンプルなカードバトルにしたんですね。

後藤:はい。戦略性の高さや好きなカードでデッキを組むおもしろさは、カードゲーム唯一無二のものだと思っています。『ONE PIECE』ファンの方は幅広いので、トレーディングカードゲームで遊んだことがない人でも、すぐにルールを覚えられるようなゲームにしました。

勝平:確かに!さっき実際に遊びましたけど、お互い3枚ずつカードを出して強さを比べるシンプルなルールなので1回で覚えられました!

後藤:カードダス自販機は100円(税込)で3枚入りなんですが、必ずキャラクターカードが3枚入っているので、買ってすぐ1回はバトルできちゃうんです。
カードは30枚集めるとデッキが組めるので、麦わらの一味だけでデッキを組んだり、ドンキホーテ・ファミリーだけでデッキを組んだり好きなように組み合わせていただけます。

勝平:第一弾で集められるデッキってどれくらいあるんですか?

後藤:第一弾はドレスローザ編での麦わらの一味とドンキホーテ・ファミリーの決戦の再現がテーマなので、その2つに加えコロシアムの戦士たちやルフィ、サボ、エース等の幼少期のチルドレンデッキ等が組めるようになっています。あとは、藤虎やバスティーユなどの海軍をどこに入れるかもデッキを組むおもしろさかなと思います。

勝平:うわぁ~!海軍大将デッキとか強そう。
例えば、麦わらの一味とドンキホーテファミリーを混ぜたりしてもいいんですか?

後藤:大丈夫です!もう、お好きなように!

勝平:ちなみに同じカードは何枚までデッキに入れられるんですか?

後藤:3枚までなんですが、同じキャラクターでも違う絵柄であれば何枚でも入れることができます。第一弾では組めませんが、今後カードが増えればウソップだけで30枚とかも可能です。

勝平:へぇ~。ウソップだけデッキの場合、効果があがったりするんですか?

後藤:いえ、効果があがったりはしないのですが…

勝平:ウソップ効果ないんだ。(笑)
でも、そうか!同じキャラクターばかりだと、このキャラクターがいればプラスいくつとかのサポートが発動しづらくなるんですね。

後藤:そうですね。サポートやキズナブーストが発動することを考えながらデッキを組んでいくのも楽しさの一つかなと思います。
ただ、『ONE PIECE』の作品を知っている人であれば、「このキャラクター同士が組めば強いんじゃないかな?」くらいの感覚でもデッキが組めるように作っています。

勝平:なるほど、関係のあるキャラクターをデッキに入れるとサポートが発動するようになっているんですね。

後藤:そういった部分で『ONE PIECE』の世界観を表現するようにしています。あとは、「ドン!!」という効果音であったり、フレーバーテキストだったりにも『ONE PIECE』らしさを入れることでカードを集めていただくだけでも楽しめるようにしました。

勝平:デザインかっこいいですよね。
いい意味で昔ながらの王道感があって、昭和生まれの心もときめきます。(笑)
1ゲームの時間は大体どれくらいかかるものなんですか?

後藤:10~15分くらいですかね。
さっきは激闘を繰り広げてかなりの長期戦になりましたが。(笑)

勝平:(笑)
初めて説明聞いて対戦しても激闘を繰り広げられるゲームって珍しいですよね。
田中真弓さんでもできるゲームだと思います。

後藤:ルフィvsウソップですか!?

勝平:いえ、最近は操作性がわかりやすいという代名詞に「田中真弓さんでもできる」を使っているだけです。(笑)

後藤:なるほど。(笑)

勝平:話を戻しますが、バトルマップもかわいいですね。

後藤:ありがとうございます。実は、「キズナブーストカードバトル」に関しては、ゲームというより“カードバトルホビー”という新しいジャンルとして考えています。

勝平:“カードバトルホビー”ですか?

後藤:はい。カードを置くシートをバトルマップとしてデザインすることで、カードを表にした時にキャラクターがその景色の中で戦っているジオラマ風なものを再現できたらと思っています。

勝平:バトルマップは何種類あるんですか?

後藤:第一弾では一種類ですが、これから色々なバトルマップを出していきたいと思っています。

勝平:バトルマップでも効果が出るようになったりしますか?

後藤:はい。“サニー号のバトルマップであれば麦わらの一味デッキが強い”といったことも考えています。

勝平:へぇ~。
今後のラインナップでキラキラしたカードとかは出たりしますか?

後藤:出る予定です!グランドレアという最上級レアカードなどを予定しているので、楽しみにしていただけるとうれしいです。

勝平:でも、こういうカードゲームってカードバランスを考えながら作るのが難しそうですよね。

後藤:そうですね、難しいです。
新しいカードが出てくると古いカードは使われなくなることが多いんですけど、キャラクター同士のサポートや、キズナブーストを入れることでカード全体のバランスを調整していきます。
あと、第一弾のカードはどれもカードの効果が特徴的で、効果が強いものも多いので新しいカードが出てきても使ってもらえると思います。

勝平:いや~、本当カードバランス考える人って天才だと思います!
第一弾で既に色々なキャラクターがいますが、後藤さんのお気に入りカードはありますか?

後藤:お気に入りですか?
どれも好きなんですが、ベビー5とベラミーですかね。山口さんは気になるカードありましたか?

勝平:もちろんウソップ!と言いたいところですが、今ラオG推しなのでラオGで!(笑)
こういう風に「キズナブーストカードバトル」はコレクションする楽しさもありそうですね!あとは、ルールがシンプルなのでカードゲームの入門としても楽しめると思います!
ぜひお気に入りデッキを組んであちこちでバトルを楽しんで欲しいですな!

後藤:ちょうどですね、9月19日(土)からのシルバーウィークにかけまして「シルバーズ・レイリー体験会」を全国で実施予定になっております!

勝平:それまでにわしも、もっともっと強くなっておきたいと思います!

勝平・後藤:ありがとうございます!


ONE PIECE.com特別版!!

ワンピースオフィシャルメールマガジン『グランドライン通信』では、新しく発売されるカードについて色々教えてもらいました!特別版では、「キズナブーストカードバトル」のルールを教えてもらいながら、実際に勝平さんとバンダイカード事業部の後藤さんに対戦していただきましたよ!


後藤:実際にカードを使いながらルール説明をしていきたいと思います。
よろしくお願いします!

勝平:はい、よろしくお願いしますー!

後藤:まず、基本的なカードの見方からご説明します。

後藤:カード下の3つの数字はキャラクターのパワーになっていて、バトルマップのレフト、センター、ライトと置く位置によって変化します。
右下の“麦わらの一味”と書いてある部分は、そのキャラクターのグループになります。

勝平:カードは何枚でやるんですか?

後藤:デッキとしては30枚で1セットになります。ちなみにウソップの入っているデッキがあるので、山口さんにはそちらをお使いいただければと思います。

勝平:やったー!
ウソップばっかりデッキとかあったらいいですね。

後藤:(笑)
そうしたら、そのデッキをよくシャッフルしていただき、バトルマップの“デッキ”に裏向きで置いてください。
じゃんけんで先攻、後攻を決めます。決まったら、デッキの上から3枚カードを引いて、裏向きのままバトルマップ左端の“ライフ”に並べます。
相手のライフを0枚にすれば勝ちです。

勝平:なるほど。このバトルマップはカードを買うと付いてくるんですか?

後藤:第1弾のスターターセットに同梱されておりますが、公式HPからダウンロードすることもできます。

勝平:ダウンロードもできるんですね!
はい、ライフにカードを3枚置きました!

後藤:次に“デッキ”から4枚カードをドローしてください。そのカードは見ていただいて大丈夫です。そのうちの3枚をバトルマップのライト、センター、レフトに裏向きで置いてください。

勝平:4枚の中から自分で選んで、3枚同時に並べちゃっていいんですか?

後藤:はい。
ちなみに、この「キズナブーストカードバトル」は先攻後攻は決めますが交互にプレーするスタイルではなく、同時にカードをめくってパワーの強い方が勝ちになります。

勝平:へぇ、1枚ずつカードの勝敗を決めていくんですね。

後藤:はい。
実際に一度バトルをしてみましょうか。先ほどのじゃんけんで僕が勝ったので、先攻になります。このゲームは先攻の左側からカードをめくっていきます。後攻側はライトからめくってください。

勝平・後藤:せーの、ドン!

後藤:僕はピーカで数字は“7”です。

勝平:わしはウソップで数字は同じく“7”です。

後藤:僕のピーカのカードに“オート”と書いてありますよね。

勝平:「相手に《ロロノア・ゾロ》がいる時、-4する。」と書いてますね。

後藤:このオートという効果はカードをめくり表側にすると自動的に発動する効果になります。でも、ゾロはいないので7のままになります。

勝平:7対7ですね。
このままだと引き分け?

後藤:今のままだと引き分けなんですが、サポートシステムというものがあります。

勝平:サポートシステム?

後藤:はい。簡単に言うとサポートの効果を持っている手札を使って、バトルしているカードのパワーをあげるシステムになります。
今、先ほど引いた4枚のうち1枚が手札で残っているので、そのカードをサポートとして使うかどうか先攻側から選択します。サポートを使う場合は、バトルマップの“サポート”に裏向きで置きます。

勝平:なるほど。先攻から使うか使わないか決めるんですね。

後藤:僕はサポートを使います。

勝平:サポートすんのかよっ!(笑)

後藤:すみません。(笑)
サポートカードを「せーの、ドン!」で開けるとヴェルゴでした。ローか海軍はいないんですがプラス2となり、ピーカのパワーが9になります。

勝平:わしは、サポートを使わず7のままなので、このターンはわしの負けってことですね。ちなみにサポートの効果を持っていないと、サポートエリアにカードは置けないんですか?

後藤:カードに“サポート”と書いていないと効果は発動しませんが、“サポート”と書いてなくても置くことはできます。

勝平:それは何のために置くんですか?

後藤:このカードを使ったら強くなるんじゃないかと相手に思わせ、カードを使わせて手札を少なくするためです。

勝平:もし、それを見抜かれたらペナルティとかあるんですか?

後藤:ペナルティはありませんが、一度使ったカードはバトルマップの捨て札置き場に移動して使えないようになります。

勝平:なるほど~。
で、さっきのピーカvsウソップはわしの負けだからカードを反時計回りで横にすればいいんですね。
次はセンターの勝負ですね!

勝平・後藤:せーの、ドン!

後藤:僕はヴェルゴで8ですね。

勝平:わしはロビンで5です。

後藤:実は、このゲームの大きな特徴をまだお話ししてなかったのですが、“オート”や“サポート”の他にタイトル名にもなっている“キズナブースト”という効果があります。
ロビンのカードの上下左右にキズナシンボルというデザインがあるんですが、横にしたウソップのカードの上部分とマークがぴったり合いますよね。

勝平:ホントだー!

後藤:そのキズナシンボルがつながって、さらに“キズナブースト”と書いてあれば効果が発動します。

勝平:えーっと、「仲間に《モンキー・D・ルフィ》か《キャベンディッシュ》か《バルトロメオ》がいる時、+2する。いないなら、+1する。」どの人もいないので、+1だから6になりました!

後藤:“キズナブースト”はバトルで一番盛り上がるポイントになります。
『ONE PIECE』の世界観を再現できるようにしています。

勝平:“キズナブースト”はキズナシンボルが合わないと発動しないということは、このバージェスとかシンボルがないから発動しないんですね。

後藤:はい。あまり協力しなさそうなキャラクターにはついてなかったりします。

勝平:こいつ~!(笑)

後藤:(笑)
先ほどの勝負に戻しますと山口さんがサポートを使わなければ、僕の勝ちになります。

勝平:使いませんのでわしの負けですね。では、次の勝負ですね。

勝平・後藤:せーの、ドン!

勝平:わしはロビンで7だけど、麦わらの一味のシンボルがつながってキズナブーストが発動するので8になります。

後藤:僕は手札がなくサポートが使えないのと、“キズナブースト”も発動しないので7のままなので負けですね。

3回バトルをしてタテ向きのカードが多い方が勝ちなので、この勝負は僕の勝ちとなります。
負けた方はライフに置いてあるカードを1枚手札に持ってきます。

勝平:このライフに置いてあるカードがなくなった方が最終的に負けなんですよね。
なんとなく、わかってきました!

後藤:1回やればマスターできるくらいのシンプルな内容になっています。
では、勝負を続けましょうか。バトルマップに置いてあるカードはすべて捨て札に移動します。

勝平:よし、次は負けないぞー!
まずは、デッキから4枚引いて…ちなみにデッキのカードがなくなったら終わりですか?

後藤:デッキのカードがなくなったら捨て札から戻して使います。

~勝負はお互い2勝2敗のまま最終戦へ!~

後藤:これが正真正銘、最終戦になりました。

勝平・後藤:せーの、ドン!

後藤:僕はドフラミンゴでパワーが7です。

勝平:わしは、レオで6です。

後藤:僕はサポートつけます!

勝平:わしもつけます!

勝平・後藤:せーの、ドン!

後藤:僕はドフラミンゴですが、サポートの効果がないので7のままです。
ブラフで置きました。(笑)

勝平:わしはばっちり“サポート”のあるマンシェリー姫です。(笑)
「バトルしている仲間に《レオ》がいる時、+3する…」なので、9になりました。

後藤:僕の負けですね。

勝平:えーと、他にも書いてあります。
「バトルしている仲間の《レオ》が勝った時、捨て札エリアにあるカードを1枚手札に戻す」って、ラッキー♪
これは、好きなカードを選んでいいんですか?

後藤:はい、捨て札エリアから選んでいただけます。
では、次の勝負ですね。

勝平・後藤:せーの、ドン!

後藤:ヴァイオレットで6ですが、オートの効果がありますね。
「このキャラが表になった時、仲間か相手に《サンジ》がいるなら…」とありますが、サンジはいないので6のままです。

勝平:わしはフランキーで7だ~!レオとキズナブースト発動するけど、相手がセニョール・ピンクじゃないので関係ないですね。

後藤:でも、バトルしていない時は、カードを2枚引いた後、手札を1枚捨てることができる効果があります。
山口さんは先ほどからこの効果で手札を増やすという作戦ですね。

勝平:なるほど!気づかなかった!
そういう使い方もできるんですね~。

後藤:はい。1枚は捨てないといけないんですが、確実に1枚は増えていくのでサポートで使える枚数が増えます。

勝平:そうか、これが最終戦なんだから…

後藤:サポートに使えるカードが多い方が有利ですね。
僕はここで負けたら終わりなのでサポートを使います。

勝平:えーと、わしも使います。

勝平・後藤:せーの、ドン!

後藤:僕、ブラフです…(涙)

勝平:わしは「仲間に《フランキー》か《ニコ・ロビン》か《兵隊さん》がいる時、+3する」なので…

後藤:おぉ、10ですね!
僕の負けです。もう山口さんが2勝しているので、勝負はついてますが最後のバトルをお願いします。

勝平・後藤:せーの、ドン!

後藤:僕はシーザーで6です。

勝平:わしはウソップで7です!

後藤:僕の負けです…!
最後ウソップで勝たれましたね!

勝平:最後はウソップで勝ったぞー!イエイ!

勝平さん、後藤さんありがとうございました!
「キズナブーストカードバトル」は2015年10月3日(土)発売予定です。9月19日(土)からは「シルバーズ・レイリー体験会」が全国で開催予定なので、ぜひ参加してみてくださいね!

※実際のカードとは仕様が異なる場合がございます。

ワンピース キズナブースト カードバトルの公式サイトはこちら

(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

山口勝平さんに応援メッセージを送ろう! みんなからの激励や要望を大募集!!

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