第901話
敵陣突入　役人はびこる博羅町！

お玉を攫ったガゼルマンを追うルフィたちだが、バッドマンが放った矢の雨によって行く手を阻まれ、ガゼルマンを見失ってしまった。お菊はお玉が連れ去られたのは真打ちとその部下が待ち受ける役人街だという。そしてゾロに正体を問われたお菊は、自分は侍だと告白する。そのころ博羅町では横綱・浦島が意のままにならないお菊を力尽くでモノにすればいいと、マウスマンからそそのかされていた。

一方、ある屋敷に連れて行かれたお玉の目の前に、ライオンの唸り声と共に巨漢のシルエットが現れる。その正体は百獣海賊団の真打ち・ホールデムだった。ホールデムは、どうやって狒々を手なづけたのかとお玉を問い詰める。こんなことができるのは本物の悪魔の実の能力者だけだと言われるが、お玉は飛徹との約束を守り、能力を隠そうとする。そんなお玉にホールデムは拷問を加えようとするのであった……。そのころ、警備の侍たちをものともせず、狛ちよで突破しようとするルフィ。その様子を見ていたベポから報告され、ローは止めに行こうと動き出した。