第820話
サンジの元へ ルフィ逆襲の大激走!

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プリンに騙されていることを伝えようと、サンジを捜して城内二階へと到達したルフィ。その行く手を塞ぐカデンツァを相手に、ルフィはギア2を発動する。一方、ビッグ・マムの狙いはあくまでもジェルマの科学力で、それさえ手に入れば、ゼフたちの命を奪うことにこだわらないと、サンジにジェルマを捨てて逃げるよう言い聞かせるレイジュ。父や兄弟たちには恨みしかないが、それではお前まで死ぬとサンジはレイジュを心配する。しかし、レイジュは父に逆らえないよう改造されている自分も他の兄弟と同罪だと言い放った。

ペドロの一撃で倒れたかに見えたタマゴ男爵だが、タマタマの能力でヒヨコ子爵と進化した。その攻撃の前にペドロは次第に劣勢に追い込まれるが、再びヒヨコ子爵を斬り捨てる。しかし、ヒヨコ子爵はひときわ高い鳴き声と共に更なる進化を開始した。その前にとどめをさそうとするペドロ。それを止めようと兵たちが押し寄せるが、ペドロは潮時だと腹に巻いた爆薬に点火、すさまじい爆発が起こる。一方、ビッグ・マムを相手に奮闘するブルックは雷と炎に苦しめられながら、ビッグ・マムの喉元目掛けて、捨身の攻撃を仕掛けた。

ブルックの渾身の一撃もビッグ・マムの硬い皮膚に阻まれ通用しない。壁に叩きつけられグロッキーになりながらも、力を振り絞ってプロメテウスに傷を負わせるが、ゼウスの一撃により気絶してしまう。一方、ルフィはカデンツァの首を締め上げ、サンジの居場所を吐かせようとした。ジンベエの謀反の報告を受けたスムージーは、もしも結婚式が中止し、ビッグ・マムの機嫌を損ねることを怖れ、問題そのものをなかったことにすることを決断する。三階までの通路をすべて封鎖、場合によってはルフィたちを殺すことを許可した。

ブルックの健闘を褒めながら、ビッグ・マムは自らのソウルを与えたゼウスたちに勝てないのは当然だと勝ち誇る。石の写しを持っていないことを確かめると、かつてロジャーが石の力を読み解きラフテルへ到達したが、次は自分たちだと豪語した。そして、三つ目族とのハーフであるプリンを、石の力を読み解く隠し玉だと持てはやしながら、真の力が発動しなければ気味が悪いだけだと言い放つ。一方、レイジュはサンジにはめたブレスレットがすり替えた偽物であることを教える。大切なものをよく見ろと言われ、ルフィとの出会いを思い出すサンジ。そのころカデンツァを倒したルフィは、サンジの元へとひた走る!

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脚本

米村正二

演出

小山保徳

作画監督

藤崎真吾 

美術

白石美穂

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