第798話
8億の敵 ルフィVS千手のクラッカー

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ギア2を発動して連続攻撃を仕掛けたルフィだったが、クラッカーの手が増えるのを目の当りにしておどろく。しかも攻撃が通用せず、ルフィはナミたちのいる場所まではじき飛ばされてしまう。千手の異名を明かし、体を叩くたび腕が増えるのを見せつけるクラッカー。さらに、おどろくべきことに増えた腕には同じ数の剣が握られ、そのすべてが襲いかかってくるため、硬化させた両腕でブロックするのがやっとだった。今は戦ってる場合ではない、森を脱出してサンジに会うのが先だと、ナミは戦うのをやめさせようとする。

ナミの説得も聞かず、ギア3を発動してクラッカーを攻撃するルフィ。クラッカーは自慢の剣、プレッツェルを見せつけ、新世界の洗礼を与えると豪語する。複数の剣を相手に防戦一方のルフィに、クラッカーは覇気を纏わせた長剣、ロングプレッツェルでとどめを刺しにかかった。ルフィですらビッグ・マムの部下に手こずることで、ナミは四皇の力をなめていたというチョッパーの言葉を思い出し、逃げるしかないと判断する。ルフィの元へ駆け寄ろうとするナミだが、それを阻むようにブリュレとキングバームが立ちはだかった。

もう終わりだとあざ笑い、最悪の世代をバカにし始めたブリュレ。すでにアプー、キッド、ウルージ、ベッジらがビッグ・マムのナワバリまで迷い込んだが、いち早く、傘下となったベッジを除き、今頃、どこかでのたれ死んでいるだろうというのだ。将星の一人がウルージに倒されてしまったが、そのウルージも残る将星のクラッカーの前に惨敗したという。勝ち誇ったブリュレは、ナミにここが新世界の行き止まりだと宣告する。ルフィたちはママの顔すら拝めず、ここで死ぬと言い放つと、ナミを鏡の中へと引きずり込もうとした。

もがくナミだが、転んだはずみに天候棒を放してしまい、徐々に鏡の中へと引きずり込まれていく。ナミを救うためとっさにブリュレを殴り飛ばしたパウンドに、これはビッグ・マムへの反逆罪だと恫喝したブリュレだが、天候棒を取り戻したナミによって雷を浴びせられ、多大なダメージを受けて鏡の中へ逃げていく。落ち着きを取り戻したパウンドからローラと友達なのかと尋ねられたナミはビブルカードを取出し、ホーミーズたちが恐れおののいていることを確認、これがビッグ・マムのものだと確信する。一方、クラッカーの猛攻に応戦するルフィだったが、連打も通じずに苦戦を強いられていた。

詳細情報

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脚本

中山智博

演出

上田芳裕

作画監督

出口としお

美術

白石美穂

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