第713話
バリバリ オマージュ神拳発動!

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あざやかな手並みでハクバを捕えたロビン。噂に聞いていたものの、交互に入れ替わり、二重人格のように豹変するキャベンディッシュを目の当たりに驚きを隠せない。ハクバを抑えつけ、ロビンに斬りつけたことを謝罪したキャベンディッシュは、ハクバを無差別に斬りつける厄介者だと説明する。入れ替わろうとするハクバと言い合いになり、ついには互いの表情が半分ずつ出たまま固まってしまう。それを半ば呆れるバルトロメオだが、グラディウスが壁ごとロビンを吹き飛ばそうとしているのを見抜き、阻止しようと突進した。

身体を極限まで膨らませたグラディウスは、毒針で身動きできないバルトロメオに、自分の身体が破裂すれば無数の毒針がロビンたちに襲いかかるが、倒さねば壁ごと吹き飛ぶと非情な選択を突きつける。いずれにせよロビンが傷つく、どうすれば守れるのか必死に考えるバルトロメオ。キャベンディッシュを盾にすることを思いつくが、すでにハクバと入れ替わって話にならない。最後の手段として、道連れを覚悟でバリアボールにグラディウスを閉じ込め、急所を狙うが、グラディウスの全身破裂によって無数の毒針を浴び倒れる。

命がけでグラディウスの喉笛を狙ったバルトロメオだが、膨張した身体で狙いを外す。勝利を確信したグラディウスは、身動きすらできず地面に倒れたバルトロメオをあざ笑い、膨らんでいく壁を見せつける。ハクバと入れ替わったキャベンディッシュは、ハクバのスピードを利用して、ロビンをひまわり畑へ逃がすことを提案した。しかし、殺意をあらわにするハクバを信用していいのか迷う。グラディウスは無情にもバルトロメオの目前で壁を爆破、跡形もなく吹き飛ばす。ロビンを守れなかった無力さにバルトロメオは号泣する

バリアの頑丈さを皮肉り、バルトロメオに結果を見せつけようとしたグラディウスだが、ハクバを抑えつけたキャベンディッシュにより阻止される。ロビンを逃がし、眠ってしまうキャベンディッシュ。ロビンの無事に安心したバルトロメオは、ルフィに憧れて故郷を離れ、コロシアムで対面した日のことを思い、自分を奮い立たせ立ち上がる。実力不足を認めながら、いつか必ずルフィの役に立てる男になるのだと誓い、ゴムゴムの銃ならぬ、バリバリの銃でグラディウスを叩きのめす。一方、ひまわり畑に到着したロビンは、ディアマンテの剣からレベッカを救い、鍵を届けた礼を言うと、今度は自分が守ると告げた。

詳細情報

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脚本

中山 智博

演出

細田 雅弘

作画監督

横山 健次

美術

吉池 隆司

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