第691話
二人目の侍 夕立ちカン十郎登場

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コロシアム軍団の力を借りて、一気に3段目の突破をめざすルフィたち。そうはさせまいと立ちはだかるグラディウス、マッハバイスは手下たちに命じてルフィたちの足を止めようとする。しかし、エリザベローたちに邪魔をされ失敗してしまう。サイとイデオもグラディウス、ラオGと戦うが、グラディウスの地雷パンクによって負傷する。先ほどまでの対立がウソのように団結して戦うコロシアム軍団に違和感を覚え、チンジャオに問いただすベビー5だが、ルフィにはそれだけの価値があると言い返されてしまう。

団結して戦うコロシアム軍団、その鍵がダガマだと見抜いたベビー5。デリンジャーはエリザべローに続きダガマを狙い、腹部に傷を負わせるが、ダガマは渾身の力を振り絞り、デリンジャーを捕まえる。一方、スクラップ工場の地下でカン十郎を捜す錦えもんは、壁の中から聞こえてくるいびきと寝言を聞きつけ、壁に耳を近づける。壁が偽物だと見抜き、その壁を取りのぞくと、人の起き出す気配がした。暗がりの中から現れた人物を見たとたん、目に涙を浮かべる錦えもん。その人物こそ探し求めた侍同心、カン十郎だった 。

カン十郎と感動の再会を果たした錦えもん。聞けば、カン十郎は壁の中に隠れるうち、眠ってしまったというのだ。モモの助の無事を聞き、安心するカン十郎は、ここから出るためだと壁に雀の絵を書き始めた。やがて信じられないことが起こった。なんとカン十郎が命じると、絵から雀が飛び出し、生きているかのように動き始めたのだ。画力が残念だと言われるが、錦えもんを連れ、雀に乗ってここから脱出しようとするカン十郎。それを見た人々から連れて行ってほしいと懇願され、はじごを描き、全員で抜け出すことになった。

ファルルを駆り、道を切り開くキャベンディッシュはルフィに、ドフラミンゴは武器の密売とオモチャの秘密を守るため、ゲームに勝っても命はないだろうと自分の考えを明かした。つまり生きて島を出るにはドフラミンゴを倒すしかないと言うのだ。狡猾な男だが、たった一つの落ち度があるとすれば、コロシアム軍団の猛者たちを1か所に集めたことだと言うと、自分が討ち取ると言うキャベンディッシュ。しかし、ルフィ、ロー、キュロスたちは自分こそがドフラミンゴを倒すのだと譲らない。そして、一気に上をめざし、道を切り開いて駆け上がったルフィたちの前に巨大な人形が出現、行く手を阻まれてしまう。

詳細情報

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脚本

中山 智博

演出

園田 誠

作画監督

出口 としお

美術

吉池 隆司

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