第645話
破壊砲炸裂!ルーシー危機一髪

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渾身の一撃を放ち、巨人族の戦士ハイルディンを倒したルフィ。まさかの勝利にレベッカをはじめとする誰もがおどろき、割れんばかりの歓声が上がる。しかし、ルフィは応えようとせず、倒れたブルータルブルにねぎらいの言葉をかけると、安全な場所へ運ぶ。一方、イデオは倒れたハイルディンを一瞥すると、破壊砲で場外へ吹き飛ばした。爆発に劣らないパンチの威力を見せつけ、優勝するのは自分だとファイティングポーズを取ってルフィを挑発するイデア。その力を認めたのか、ルフィも毅然とした表情になって構えた。

お花畑を目指していたゾロとウィッカだが、方向音痴のゾロのせいで、いまだ街中から抜けられずにいた。迷いすぎと責められ、殴られたゾロは腹を立てウィッカを放り出す。だが、すぐに迷子となったゾロが現れた。ウィッカは仲間の元へ連れて行ってほしいと頭を下げ、二人は再びお花畑へ向かう。グリーンビットでは、ローが藤虎とドフラミンゴを相手に苦戦していた。ローは時間を稼ごうと森へ逃げ込むが、その考えはドフラミンゴに見抜かれ、執拗な追跡を受ける。さらに藤虎たちも追いつき、完全に逃げ場を失ってしまう。

コロシアムではルフィとイデオの一騎打ちが始まる。イデオのパンチをかわし、その威力に感心するルフィ。一方、優勝候補の首領・チンジャオ、その孫であるサイとブーが快進撃を続けていた。何人かがまとめて襲うが、チンジャオの一喝と覇王色の覇気に当てられみんな気絶する。だが、追剥のジャンだけは倒れず、鼻歌まじりで武器を拾い集めていた。ジャンを狙って相棒を奪われたと逆恨みして襲い掛かる者がいたが、拾った武器で反撃されてしまう。大事な相棒なら監獄まで奪いに行けと、暗にルフィのことを口にするジャン。

ファンク兄弟の残虐ファイトに眉をひそめる観客たち。何とか兄を止めようとするボビーだが、チビだとバカにされ怒りに我を忘れたケリーは聞く耳を持たない。それを見たブーはケリーを挑発、一発でのしてしまう。さらにボビー目がけ斧を振り下すが、覇気を纏わせた斧は折れてしまった。信じられないブーをよそに、ケリーはボビーに早く羽織れと指示をする。次に観客が見たのはボビーではなく、巨大化したケリーに滅多打ちにされたブーだった。そのころ激突した勢いでルフィの兜が外れ、ジャンの手に渡ってしまう。必死で素顔を隠すルフィ。さらにガープへの憎しみを燃やす首領・チンジャオが迫っていた。

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脚本

田中 仁

演出

所 勝美

作画監督

高木雅之

美術

吉池隆司

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